20日に臨時議会が開かれ、先の7月3日と14日の北部九州豪雨の被害件数と被害額が報告された。内訳は土木建築37億8400万円、農業47億1000万円、林業3億9600万円などで総額で90億円を越す被害額が報告された。被害状況は建物全壊13棟、半壊24棟、一部損壊72棟、床上浸水742棟、床下浸水1118棟、道路578カ所、河川300カ所、耕地2555件、林業施設287件など。
一方、臨時議会は専決処分されていた予算も含み19億9191万円の災害補正予算が承認・可決された。落雷による防災行政無線上宮山中継局の機器故障修理費2362万円の補正予算案も提案され可決された。一般会計予算規模が402億3398万円となり、初めて400億円を突破することになった。財源内訳は、激甚災害指定に基づく国補助金や、市財政調整基金の取り崩し6億3750万円が充てられる。