秋の風物詩「千年あかり」今年も開催へ・・・

2012/08/21

毎日新聞報道によると・・・千年あかり:苦難越え 豪雨禍も「できる範囲で継続」−−3万本の竹灯籠(とうろう)をともす日田市の秋の風物詩「千年あかり」について、実行委は9日の役員会で、11月の第8回開催を申し合わせた。メーン会場の花月川河川敷が九州北部豪雨で荒れ、資材運搬路も大きく損壊。実行委は国土交通省への早期復旧働きかけを原田啓介市長に要請した。

千年あかりは里山にはびこる竹林を伐採。日田天領まつりに合わせて始まった。当初2万本が今では3万本に増え、3日間で17万人が花月川や豆田町を幻想的に彩る秋の夜長を楽しむまでに育った。ところが豪雨で御幸橋−一新橋間のメーン会場が岩石で覆われ、上下流の堤防もえぐられ散々。資材搬入道路も土砂に埋もれた。

役員会では開催を危ぶむ声もあったが「被災者を励まし、早期復旧・復興の願いを込めて光の輪をともそう」と決断。20日の実行委で正式提案する。財津忠幸委員長は「規模縮小してもやれる範囲で最大限努力する。継続が大事」と話す。原田市長は「国交省への要請など全面的に支援したい」。【楢原義則】