第31回東有田中学校文化祭が昨日開催された。生徒数が少ない中、合唱練習、ステージ発表、各種展示など生徒会中心に一致団結して取り組んだ成果が披露された。中でも藤蔭高校吹奏楽部による演奏には多くの地区民から拍手が送られた。学年合唱、全校合唱などもあり3時前に全日程を終了した。体育館には保護者中心に地区民の参加が多かった。市内では南部中学校を除く中学校で一斉に文化祭が開催されていたようです。
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来年度から夏休み短縮!!
大分合同新聞報道によると・・・『不足がちとなっている小中学校の授業時間を確保するため、日田市教育委員会は来年度から夏休みを1週間、短縮する方針を決めた。市教委によると、全小中学校で一斉に夏休みを短くするのは、3学期制を導入している県内の自治体では初めて。
市教委は昨年度、カリキュラムの消化状況などについて各学校で調査。「授業時間だけで全ての子どもに理解させるのは難しい」などの意見があった。放課後や長期休業中に個別指導していることが分かり、各学校で授業時間の確保が課題となっていた。学校関係者らでつくる検討会が昨年度から計7回、対策を協議。(1)基礎学習(2)学校行事や学級活動(3)不安解消のための個人面談―の3項目を充実させるため、年間25~29時間、確保する方針をまとめた。
市教委は検討結果を踏まえ、夏休みの短縮を決めた。11月の委員会で市立小中学校管理規則の改正案を提出。夏休みの終了日を現行の8月31日から同24日に変更する。市教委によると、国が導入を検討している「土曜授業」が全国一律で制度化されれば、夏休みの期間について再検討する。』
一方、毎日新聞でも・・・「夏休み:日田市教委、1週間短縮へ より質の高い教育活動を」として・・・『日田市教委(末次徳嘉委員長)は来年の夏休みを「7月21日から8月24日まで」と実質1週間短縮し、8月25日に2学期をスタートさせる方針を固めた。11月28日の委員会で議決する。学力向上などの問題を背景に、「より質の高い学校教育活動の展開」が目的。県内の小・中学校では初の試みになりそう。
市教委の2013年度調査(小学校18校、中学校12校)では、夏休み中に授業日を設定していたのはそれぞれ6校、11校▽同じく個別指導13校、8校▽放課後の授業時間設定6校、10校▽同じく個別指導13校、10校。新学習指導要領が求める学習内容充実のため工夫する姿が浮き彫りになっているが、更に多くの授業時間が必要という。具体的な取り組みとして(1)繰り返し学習など基礎基本の定着(2)学校行事や学級活動(3)先生と児童・生徒が向き合う時間−−など年間25〜29時間増加させる必要がある。』
諸留町4集落で同時開催!!人権学習
諸留町では毎年一回、人権学習会を集落ごとに開催している。ここ数年、ビデオでの学習会が多かった。今年は班長会で議題に上げ、講師による学習会を提案し、その実施に向けて講師を依頼した。日田市出身で親交があった県教委の人権・同和教育課の小池昭太郎氏にお願いする。小池氏を含む人権・同和教育課職員4人の講師団が決定した。
聞くところ、県教委の人権・同和教育課は県下市町村の職員・小中高校の先生達への指導・助言など研修会・講演会に行くことは多いが、今回のように町内・集落への講師派遣は珍しいと聞いている。そうしたこともあり、お堅い話をするのではないかと心配されたので事前に市民が興味ある話をして頂くようお願いしていた。
本日一箇所が午後7時から中央区公民館で始まり、午後7時半から平島・本村・下組公民館で同時に開かれた。内容は「人権のまちづくりに向けて」~気づきから行動へ~という表題と「さまざまな差別を生みだした日本の社会と文化の一面」という題で1時間講演いただいた。日本の生活文化での一面、色々な昔からの流れでの課題などから「イエ意識」・「ムラ意識」・「ケガレ意識」が受け入られている現状を色々な例を出しながら報告。資料に基づいて講演頂き、退屈なく興味深く聞かせてもらった。
今夜の人権学習会に東有田公民館から松本主事、市教委から田村人権・同和教育課長も出席し、話に傾けていた。小池課長から最後に今、県下学校で取り組んでいる内容が報告され、体罰・いじめなど許されない事例などが報告された。『自分の権利を主張することは、同時に他人の権利を守る責任を有する』ことを述べて講演会が終了した。
有田小学校運動会に・・・
有田小学校運動会に招待(自治会長・有田小学校学校評議員の立場)されていたので出席する。現在、有田小学校は体育館の改修工事があっている関係でグランドが狭くなっている。全体を山際に5mぐらいずらして行なっている。狭い中で子供達の力強い声や駆けっこが見られた。6年生は最後の運動会でもあり、はつらつ自分の担当部署の仕事をされていた。
応援合戦でも先頭になり、大きな声を張り上げながら頑張っていた姿が印象に残る。保護者など家庭総出で運動会に出席し、大きな声でわが子の成長振りを応援している姿も見られた。炎天下の中で開かれた影響もあり、先生達の気配りで健康面に気を付けながら進行が進んだ。素晴らしい子供達の駆け回る姿を拝見する。
地区内で「秀でた人」17名が・・・
今夜、東有田公民館運営臨時委員会が開催された。案件は地区内で「秀でた人」を認定し「人財バンク」に登録する17名を審査するための会議です。その道に長く精進し、他の人よりも一歩も二歩も抜きん出ていると思われる人を「人財バンク」に登録し、今後の地域発展・活性化のために活躍してもらうために地区内で募集をしていた。その道の経験年数が10年以上の方々を各自治会から推薦してもらい、東有田公民館運営委員会の常任委員会の審査を経て、今夜の臨時総会で認定をする制度である。
各自治会から推薦してもらった18名(1名は辞退)の方々の審査を行なった。さすがにその道で優れた方々であった。分野として手芸(かずら・粘土)に3人、芸術(絵画油絵・炭アート・水彩画)に7人、民芸(しめ縄)に1人、スポーツに2名、民謡、舞踊、左官の分野であった。その分野の作品も提示され、どれをとっても優れ、11月1日号の東有田公民館だよりでお知らせし、11月17日の東有田ふるさとまつりで地区民に披露されることになった。
東有田中学校の将来を・・・・
「東有田中学校の適正規模について考える会」では8月に東有田地区で児童・生徒の保護者と就学前の保護者との懇談会を開催した。現在、46人居る生徒数も4年先の平成29年度には39人になるデーターもあり、深刻な状況を迎えつつある。出席した保護者から貴重な意見も聞く。出席した方々からアンケート調査も頂いているが、欠席している方々がどのように考えているのかを調査する必要があるということで、9月に自治会長を通じてアンケート調査も実施することになった。
少子高齢化が進む周辺地域では深刻な問題であり、学校問題だけでなく、生活、農業などで跡継ぎがいない世帯も増えつつある。現実に沿った地域のあり方へと変革されつつある現状である。9月1日に地区体育祭が開催されますが、若い人がいなく、欠場しなくてはならない種目もあると自治会長は嘆いている。市の周辺地域への対策が見えてこない現状の中、自分達であらゆる諸問題に取り組む姿勢も見られる。もう少し市の施策支援もあって良いのではと言う声も聞こえる。
中学校問題も地区民(月出山地区・羽田地区・東有田地区)との懇談会も今後開催され、これから先の中学校の行く道を探っていくことになります。ともあれ、現在、小学校・中学校に通学している児童・生徒保護者を中心に意見集約を考えている。若い保護者ほど「統廃合をやるべき」という意見も多くある中、地区民の考え方をまとめていくことになるでしょう。
公的公民館でプライバシー侵害行為が・・・
公民館を利用しているサマースクール子供たちの会話を想像します。Aさん「私のじいちゃんは寄付を5万円している。あなたの家は3000円ですか?」。Bさん「何も知らない」と不愉快な子供達の会話があったとします。公民館内に張り出してある公民館建設時の寄付一覧表を見て会話されたとしたら、そこに何が発生しますか?公的公民館でこうした寄付行為した名前と金額を張り出す行為はいささか問題があるようです。
公民館が建設されたのが昭和54年3月。その当時は地区住民から寄付を頂いて建設がされていた。(現在の公的公民館建設は殆ど寄付行為はないようです。)平成17年4月から日田市個人保護条例が施行され、第8条2項に「社会的差別の原因となるおそれのある事項」は禁止事項になっている。公民館では名簿一覧表が個人保護条例施行前に掲示したものでしたが、「プライバシーの侵害の恐れあり」ということで平成18年度公民館運営協議会総会時に意見が出され、白紙で被せることになった。最近まで寄付一覧表が利用者などの目に触れることはなかった。
ところが、ここ1ヶ月前頃から白紙が外され、寄付一覧表が利用者の目にいることになった。数日前に公民館運営委員会常任委員会が開催され、「寄付者名簿の取り扱いについて」の議題が提案され論議が行なわれた。以前の総会で決定されたことが破棄され、一覧表が張り出されたことに私から不満を述べる。教育施設である地区公民館であってはならない寄付一覧表(金額入り)が再度張り出されたことに怒りを感じる。個人保護条例によってプライバシーの保護や差別行為の啓発を実施している公的施設でこのような行為があることに問題がある。
まして、三芳公民館、高瀬公民館、朝日公民館、大鶴公民館でも同じことがあると言われている。市、市教委は実態調査を行い、個々の公民館に任せるのでなく、市・市教委が指導すべき項目ではないか。個人のプライバシー保護侵害に当たるのではないか。
孫県体出場で応援に・・・
孫の三番目が中学県体相撲部門に出場することになり、娘と応援に大分市に行く。本来はサッカーを3年間部活として頑張っていたが、先の日田市で開催された中体連予選で敗退し、相撲予選大会個人の部門に出場し県体の切符を確保していた。西大分地区にある駄原総合運動公園相撲場で開かれた。団体と個人選があり、孫は一回戦で敗退する。相手は相撲経験があるようで自信たっぷりの態度で土俵でキシリ。孫は稽古を日田林工高校相撲部に行って数回練習したのみでぎこちない。相手の勇み足のようで物言いが付いたが、結局軍配どおりでした。
団体は日田市では大山中、東部中、三隈中が出場したが4回戦まで全部敗退。個人戦も健闘したが、相手が強すぎた。個人で優勝した玖珠町北山田中学校の生徒は素晴らしかった。毎日、日田林工高校相撲部に練習に行き、力を付けてきたという。大分市も日田同様に暑い日でした。
人権講演会開かれる!!
東有田公民館主催で9自治会長・町内人権推進委員を対象に研修会が開催された。今夜は講師として宇佐市隣保館指導員の牧野久美子さんによる講演がありました。同和地区で生まれ、差別されて来たことや自分の人生の中で人権について取り組んだ話などをされた。差別のない世の中にするために頑張っていることが披露された。改めて同和問題の根深い課題も存在していることが分かる。
東有田地区では公民館が音頭をとり、各町内、各集落ごとに人権学習会に取り組んでいる。1年間の間にビデオによる学習会や講師を招いて講演会などに取り組んでいる。しかしながら一部町内でここ数年取り組んでいない町内もあり、来年3月までに必ず人権学習に取り組むことも確認された。
東有田中学校の将来を考える会を立ち上げ・・・
市内周辺地域の人口が極端に減少している。特に若者が減り少子高齢化進む中で小中学校の児童生徒の減少も続いている。東有田中学校の生徒の減少も続いている。こうした中、5月に開催された東有田地区振興協議会総会で東有田中学校問題が議論されていた。そこで、早速、東有田中学校の将来について地区民を初め懇談の場を設ける会を立ち上げることになった。そのための準備会も関係者が集まり開いた。有田小学校・東有田中学校育友会関係者、振興協議会代表、自治会長などで話し合いを行い、「東有田中学校の適正規模について考える会」を立ち上げることになった。
その考える会を今夜、東有田公民館で開催した。小中学校育友会会長・副会長など関係者、9町内の自治会長、公民館関係者、児童・生徒に関する団体代表など22名で発足した。会議では発起人を代表して振興協議会長として私が趣旨説明挨拶、続いて東有田中学校適正規模について考える会設立了解確認、規約、委員構成などが承認された。資料としてここ数年の東有田中学校の生徒数の推移などの提示があり、意見交換会の場となった。
中にはこの会が「統廃合ありきの中で進められるのか」などの意見もあった。一学年10人足らずになりつつある中で、適正規模のあり方、生徒の意見も聞くべきなど色々な意見もあった。そこで来年2月までに現在就学している児童生徒の保護者、就学前の保護者、地区民との懇談、市教委との懇談の場を設け、意見交換をすることになった。矛盾する通学制度のあり方なども今後論議されることになった。平成21年に日田市小中学校教育環境整備検討委員会が答申した内容で中学校は統廃合は対象としないとある。しかし、全生徒数がさらに減少し学校生活において支障をきたすと判断される場合は、市教委が関係者と協議するとある。
東有田中学校の生徒数がここ4年後には30人台になることもあり、憂慮する時期が近づいている。存続を求める意見もあり、統廃合に踏み切るべきとの意見もあり、真っ向正反対の意見に分かれている。各種団体の意見、子供を持つ保護者の意見を尊重しながら結論を探って行くことも確認された。難しい課題に取り組むことになった。