有田小卒業式に参列して・・・

今年度の有田小学校を卒業する57名の晴れ舞台の卒業式に参列する。有田小学校評議員として出席する。有田小学校体育館は耐震関係で立替をすることになっていて、今回の卒業式が終わったら取り壊し、新しく建て替え来年の卒業式は新しい体育館で行なうと報告もある。さらに、新1年生が38名であり、児童数も減少傾向であることも卒業式前に報告された。

卒業式は午前10時に始まり、森山校長から卒業する児童一人ひとりに卒業証書が授与された。卒業する児童の中に知っている子供がいましたが、たくましく随分成長したと感じる。数年前までは体も小さく甘えん坊でした。しかしながら、今日の卒業式での晴れ姿を見るとさすがに成長ぶりが見えた。森山校長より式辞、市教育委員会の穴井課長からお祝いの言葉、和田育友会長から祝辞があり、さらに来賓一人ひとりを紹介する。

続いて6年生を送る旅立の会が行なわれた。1年生から5年生が学年別にそれぞれ運動会や遠足でのリーダーシップにお礼を述べて、卒業する6年生から「有田小を卒業するが伝統と誇りを持って欲しい」と答辞もあった。心に残る児童もいたようで涙を流す卒業生もいました。私の自宅が有田小付近にあることもあり、児童と逢うこともあった。その時、大きな声で挨拶をされていた。

東有田公民館主催の成人セミナーに参加して・・・

東有田公民館の「成人セミナー」で飯塚市を訪れた。事前に公民館だよりで募集して20名の参加者ともに参加する。この「成人セミナー」は今年「楽しく続ける健康体操教室」や「わがまち歴史文化探訪ツワー」を開催し、参加者が定数を大幅に超えている人気セミナーである。今回も「炭鉱と生きたまち 飯塚・田川」ツワーということであり参加者も多かった。応募多数の場合は抽選になると聞いていた。定数ぎりぎりで参加者が決まったという。成人セミナー参加は初めてです。

朝寒い中、東有田公民館に集合し、参加者とともに日田バス貸切バスで一路飯塚市に向かった。松尾館長、塚田公民館主事から挨拶と今回のセミナーの目的、視察先の事前概略説明などもあった。まず、最初に訪れた場所は、筑豊の炭鉱王として知られる伊藤伝右衛門の本邸として建造された建物に訪れた。池を配した広大な回遊式庭園を持つ近代和風住宅は和洋折喪の調和のとれた美しさが魅力である。また、柳原白蓮が伝右衛門の妻として10年間過したゆかりの地でもある。

続いて、昼食を兼ねて「嘉穂劇場」を訪れた。支配人から嘉穂劇場の詳しい説明もあり、水害被害で再建できたことなども聞く。その当時、新聞等で大きく報道されていたことを想い出す。近くを通ったことはあったが内部を見たこと初めてでした。炭鉱の栄えた時代に建てられた立派な町家建築や炭鉱主の住宅が今も多く残されている筑豊地方の代表的な超モダンな建造物である。

最後に、田川市に移動し「石炭・歴史博物館」を見学する。博物館が出来て今年で30周年を迎えるということで色々なイベントが開催されているという。ユネスコ世界記憶遺産の「山本作兵衛のコレクション」・石炭採掘のなりたち・炭鉱で働く人々の様子、博物館の屋外に展示されている大煙突・石炭の輸送に活躍したSL・運搬車などもそのままの状態で展示されている。日田市も中央公民館を博物館に模様替えする構想もあるが、その地域の特色を出す博物館でなければ見学者はいないであろうと感じる。この田川市博物館は施設管理も行き届き、今でも毎日多くの見学者が来ているという。

大学・高校受験が最後段階に・・・

大学受験生や高校受験生は最後の追い込みを迎えているようだ。高校3年生はセンター試験結果によって、それぞれの一次試験発表もあり、最後の望みである後期試験を待つ受験生も多いと聞いている。中学3年生でした子供たちも、昨日は県下一斉に公立高校入試試験が行なわれ明日発表を待っている。

受験生を持つ親達から聞く話をまとめてみた・・・『今年正月、子どもが今年受験です。子どもが行きたい学校は市内公立進学校です。現状では定期テスト・実力テストともにあと一歩足りない(平均点が)と言われています。親の私は焦っているのに、子どもは妙に余裕?です。(希望校を変えるつもりは無いらしい・・)とりあえず昨年夏から週2日塾に通っていますが、塾の宿題以外は気が向いたら通信教材をちょこっとやる程度です。主人は「親として言うこと言って(将来についての話し合いなど)、お金も出して(塾や通信教材)いるのだからあとは本人に任せるしかないだろう」と言います。私もその通りとは思いながら、とにかく心配でついつい口出ししてしまいます。

大学受験生をもつ親と子の悩みも同じようだ。現在、進学重点指定校に通っている高3の受験生男の子のことですが、最近元気がなく、食欲もなく、何か悩んでいる様子で、今日は学校も塾も休んだので、心配になり、母親の私がちょっとしつこくどうしたの、と問い詰めたら夏休みあたりから、国立に絶対合格したいという気持ちが強くなる一方で、自分としては一生懸命勉強してきても成果が上がらないという現実に苦しんでいて、やる気がでない、体がだるい、ということを涙ながらに母親の私に打ち明けてくれました。息子の涙を見たのは、幼少期以来だったので、びっくりしました。息子は毎朝7時ごろ自宅を出て、夜は塾に行って帰るので、11時頃帰宅します。過酷だなといつも思って見ていましたが、受験生は皆似たような生活をしていると聞いたので、体を壊さなければいいがと心配していました。

塾の勉強が自分に合っていないような気がするとも言いました。自宅で自分なりに勉強したいと
しかし、その塾は、前金制で、すでに高額な授業料を支払っている為に、子供としては、辞めたら親に申し訳ないという気持ちも苦しみの一つでもあるようです。親としては心が病んでしまうぐらいだったら、塾を辞めてもいいと思っていますが、塾の先生によると、模試の結果が悪かったわけではないようなのです。本人が努力しても、それなりの結果が出てこないので、思いつめているようです。その重圧を軽くしてやろうと思い、絶対国立と思わなくてもいいよと言ってやるましたが、大学受験を経験されたかたで、やはりそのような現象はよくあることなのでしょうか。最近はうつ病とかいうことをよく耳にしますが、ほっておくと息子もうつ病にでもなってしまうのではないかとすごく心配になりますと話していました。受験生の皆さん、最後まで諦めるな!!頑張れ!!

東有田中学校卒業式に参列して・・・

全生徒数49名の東有田中学校卒業式に参列する。東有田中学校は市内の中学校で小規模校にランクされている。男子5名、女子11名、計16名が9年間の義務教育課程を卒業する。来賓として教育委員会から佐藤功教育次長、中野市議、有田小校長、県日田支援学校長、9自治会長など20名近くが卒業式を立ち会った。玄関前には国旗日の丸、東有田中学校旗、市旗がなびいていた。卒業式が始まって最初に国歌斉唱があり、先生達の一部が君が代を歌わなかった数十年前を想い出している。(議員時代に何回ともなく議会で国歌、国旗掲揚などの質問をして変わったことを想い出す)今日は見た限り殆どの先生が歌っていた。

卒業生はあふれる涙をぬぐいながら思い出の歌を歌い、新たな道のスタートラインに立った。多くは12日にある公立高校の入学試験に臨む。石田校長が一人一人に卒業証書を手渡し、「明日から新しい出発です。それぞれの個性を活かして明るい人生を歩んで下さい。母校での仲間との思い出が皆さんの心に刻まれている。うれしい時、苦しい時に思い出し、前を見て一歩踏み出す勇気を奮い起こしてほしい」と式辞。3年生は希望や夢を抱きながら、思い出が詰まった学びやと恩師の元を巣立った。

旅たつ卒業式で・・・

高校卒業式が今月1日に行われ、中学校では明日市内すべての中学校で一斉に卒業式が行なわれる。高校では国公立入学試験の発表が8日前後であり、進路が決まっていない生徒は不安を抱えながらの卒業式になった。また、中学生も来週に公立の高校入試があるために、卒業はするが明日からも本番に向けて猛学習が続く。進路先が今月中には殆ど決まってしまう頃には、桜の花も満開を迎えるだろう。

私の孫も大学受験で発表待ちである。私立大学は合格し入学金も納めている。大学側も良く考えたことである。国公立入学試験の発表前に入学金を納めさせる方式は考えたものだ。高校も同じ方式になっている。大学・高校を受験する世帯は大変である。自分の子供たちの時を想い出している。

娘夫婦や孫達が私の家に入り込んで、すでに一ヶ月を過ぎた。たまたま県営住宅が補修工事をしていることもあり、最初は10日間と言うことでしたが、今のところ、3月一杯居ると言う。孫男三人の朝は戦争状態。起こすのに20分、朝食に20分、準備に20分ぐらいはバタバタ続き・・(娘は仕事をしながら良く頑張っているなぁ・・親から見て感心している・・)

各学校で「体罰」の実態調査実施へ!!

昨年4月より有田小学校の学校評議員をしている。学力向上会議や学校における行事に出席している。今日、「体罰調査委員会」開催の通知を頂いた。その中の文書に市教委の教育長から文部科学省及び県教育委員会の通知で、各学校に体罰調査委員会を設置して委員には学校評議員を委嘱する文書があった。教職員・児童アンケートの集計結果に基づく報告と審議をして欲しいとの依頼である。

ここ最近、体罰による問題が表面化して社会問題になっている。学校・スポーツ団体などでの体罰が表面化している。このため、文科省が全国一斉にその実態調査に乗り出したとのこと。子ども達が安全・安心に学習やその他の教育活動に取り組むことができる学校づくりをより一層進めるために今回の実態調査のようです。調査は教職員用と子ども達用でアンケート調査がすでに配布されている。2月18日にアンケート提出が締め切られ2月21日にアンケートが開封され、育友会長がその現場を立ち会うことになっている。その後、調査結果をまとめて2月27日に有田小学校体罰調査委員会が開催されて、報告書の審議などを行い了承することになっている。

ここからは私の感想である。全国的に体罰が問題になっているが、ここまでしなければならないのかと言う気持ちが多少ある。私の考え方も考えなければならないのかと思う。私の子供が学校に通っていた時、育友会長もしていたので校長など先生達と話す機会が多かった。その時、言っていた言葉が「学校の決まりを守らない時、何回言っても先生の言うことを聞かない時などは叩いてほしい」との発言をしていたことを思い出す。今では成り立たないことかもしれないが、その当時はその行為をして子供たちに分からせることもあったと思う。今に思えばそのことが体罰と言えるであろう。手を上げること、言葉の暴力などが問題になる時代になっている。現場の先生達の教育方針が難しくなり大変だと言えよう。私の考え方も変えていきます。

岳滅鬼太鼓公演に友情出演!!

今回の岳滅鬼太鼓公演では二人の市議の裏方の影響が大きかった。財津議員、居川議員のコンビで公演前の企画、入場券販売などを積極的に行い、公演当日も裏方に徹していた。この二人の市議のおかげで公演イベントも大成功のうち終了した。文化活動している団体が外国などに遠征する時、幾らかの補助金が出ないのかなども市との交渉もするが、今の時点では無理と言う。民間団体が日田市の名前を売るチャンスにもなる公演であるが・・

本日の岳滅鬼太鼓公演イベントを盛り上げる意味も含めて、三団体の友情出演もあった。「ヌアヌ・パリ」フラダンス、全国的に有名な民謡を歌う吉冨今日子さん、紙芝居をするしゃぼん玉のメンバーによる「広瀬淡窓物語」であった。三和小学校保護者会有志で結成された団体である。民間団体でこうした紙芝居を使いながら「広瀬淡窓」を子供達に教えること意義あることと感じる。こうした団体を市教委は利用する必要もあるのではないかと思う。三和小学校だけではもったいないことである。

老朽の日田市中央公民館、複合型文化施設に・・

 

今朝の大分合同新聞報道によると・・・・「老朽の日田市中央公民館、複合型文化施設に・・」と報道されている。記事は・・・『日田市は、老朽化した市中央公民館(市内上城内町)を博物館、美術館収蔵庫などを兼ね備えた複合型文化施設として整備することを検討している。昨年11月末に「中央公民館施設整備事業プロジェクトチーム」(リーダー・北村羊市社会教育課長)が発足。基本計画が策定でき次第、市民に説明する予定にしている。

2010年、市出身の日本画家で文化功労者の故岩澤重夫画伯(1927~2009年、大分合同新聞文化賞受賞者)の遺品など約950点を長男の有径さんが市に寄贈。12年にもさらに84点の寄贈があったがいずれも市の収蔵庫では管理できず、京都市の倉庫に保管したまま。このため、収蔵庫増設や常設展示スペース建設を求める声が上がっていた。市博物館(市内三本松)は築53年、建築家の黒川紀章氏が設計した市中央公民館は築35年といずれも老朽化。改修の時期を迎える中、「新設ではなく、既存の施設(中央公民館)との複合型にすることで集客や経費節減を図れるのでは」として、可能性を検討するためプロジェクトチームをつくったという。

チームは中央公民館、博物館、市の所蔵美術品を管理する文化振興課などの職員ら11人で構成。これまで2回の会合を開き、基本方針案などについて話し合っている。北村リーダーは「それぞれの施設の在り方を考えながら、どういう施設にすれば市民にとって一番良いのか、できるだけ早く方向性を見つけていきたい」と話している。』と報道されている。

中央公民館としての建設された建物、数年前に耐震に伴う数億円の工事完了、博物館、美術館の機能のあり方、以前から新設の動きもあったが途中挫折している。市職員だけでこれだけの大きな課題を提示できるのか疑問に思う。その道に詳しい専門家、市民を含めて検討委員会なりを立ち上げて並行して審議すべきではないか。どのような検討内容が出るのか、期待は出来ないが、市民への周知で市民集会を開くことを要求したい。中央公民館をそれなりの機能にするためには数億円の市費が投入されると思うので、市民が納得いく複合型文化施設を期待している。

大阪の桜宮高校の体罰問題について・・・

ここ数日、大阪の桜宮高校二年生の体罰による自殺事件に係わるメールや意見が届いている。バスケットボール部主将の男子生徒が顧問の男性教諭から体罰を受けた後に自殺した問題で、大阪市教育委員会は顧問がほかの部員への体罰も認めている。「発奮させるためだった」と説明しているという。部員50人中21人が体罰を受けたと証言。多くの部員が常態的に体罰被害を受けていた。大阪府警も暴行容疑などを視野に捜査。校長は副顧問ら教員2人が、自殺前日の練習試合の際の顧問による体罰について「恩師の指導に口出しできなかった」と黙認している。

教育現場の指導の中で、どこまでを体罰ととらえるのかは難しい問題です。文科省はいじめや校内暴力などの問題に対応するため、体罰基準の見直しを実施。殴る、蹴るなど身体への侵害や、長時間の起立など肉体的苦痛を与える行為を明示する一方、体罰に当たらない行為も具体的に例示した。それまでの国の基準は、居残り指導や騒いだ子供を教室の外に出すことなども体罰と定義しており、学校現場から「教師が萎縮して児童生徒を指導できない」との声が噴出。このため、居残り指導のほか、授業中に起立させたり、児童生徒を叱って席につかせたりすることなどは、肉体的苦痛を与えるものでない限り、体罰には当たらないとしている。

市教委は体罰を加えた男性顧問を懲戒処分する方針を固めた。遺族側が処分ランクでは最も重い懲戒免職を要求していることも判明。市教委は「生徒が亡くなるという最悪の事態になっており懲戒処分は当然」としており、市の外部監察チームによる調査結果がまとまり次第、速やかに処分する見通し。大阪市では「懲戒処分に関する指針」で、児童・生徒に体罰を行い負傷させた教職員は、免職、停職または減給とすると規定。負傷しなくても常習的な体罰を行った場合は、免職または停職-と定めている。

大阪市橋下市長は、バスケ部顧問による体罰が副顧問らに黙認されるなど「常態化」していたことや、顧問が関与する形で、部員が学校に無届けで共同生活を送っていたことを問題点としてあげ、「校長、教員、学校全体がクラブで勝つことを第一にして歯止めがかからなかった」と厳しく批判。さらに、同校体育科とスポーツ健康科学科の今春の入試中止と、同校運動部の顧問教諭全員の異動を実施しなければ、関連予算を支出しないと表明した。「予算執行権は僕にある」として入試に必要な予算支出を認めない意向を示した。また、同一校での在籍期間が10年を超える教員を、今年4月に原則として一斉に異動させる方針を明らかにした。顧問が18年間同校に在籍し続けたことを「主をつくるような人事」と批判しており、市教委も在籍期間の長期化が事態を悪化させたと判断、改善に乗り出した。

この案件についての橋下市長のやり方は少しやり過ぎに見える。市長には予算執行の権限がある。だが、教育の内容や実務については、教育委員会が担っており、市教委と合意を形成しないまま、市長が予算執行を停止するのは穏当ではない。市長が予算執行の面で締め上げると、教育委員会の独立性が損なわれ、制度を壊すことになる。市教委が今回の件に関して、全く機能していないならまだしも、今まさに協議を進めている最中なのに、市長の権限だけが独立して作用するのは危険と思える。政治的リーダーシップをはき違えているように見える。

中学校校長会は入試実施を求めた緊急要望書を市教委に提出した。要望書によると、各中学校では年内に進路懇談会を済ませて勉学に励んでいるとして「(入試中止は)生徒、保護者に不安と動揺を与えることになり、その影響は非常に大きい」と指摘。実施要項に沿って入試を行うことを求めている。一方、文部科学相の諮問機関「中央教育審議会(中教審)」の初等中等教育分科会は桜宮高の自殺問題をめぐる市教委や学校側の対応などを議論。平成23年9月に顧問の体罰に関する通報があったにもかかわらず、体罰を見逃した市と市教委の対応を「隠蔽体質」と強く批判した。顧問に対しても「子供の人権に対する配慮が欠落していた」などと指摘した。

790名の成人者が晴れて・・・

日田市主催の成人式がパトリアで開かれた。日田出身で市外に転出している成人者など790名が参加して開かれた。毎年、見られる晴れ姿があった。意見発表には市外に転出している大学生2名が述べ、日田の良さ、ふるさとに想う気持ちなども述べられた。来賓などが挨拶している時、静かに聞き入っていた。静かで私語も少なく、模範的な式典になった。式後、校区別に記念撮影もあった。