東有田中学校適正規模を考える会の最終的な会議が東有田振興協議会委員、東有田中学校・有田小学校保護者が集まり開催された。昨年7月から開催した各種団体での意見、保護者のアンケート調査報告などが報告された。出席者による意見交換もあり、大勢として統廃合への道に進む意見が多かった。後日、市教委にこの内容を要望し、市教委の動きを見守ることになった。さらに、今後の考える会の方向性、あり方について提案がされ了承された。
過疎が急速に進み、少子高齢化が一段と拍車を掛けている東有田地区での最大の課題のひとつでもある東有田中学校存続に危険信号が止まりはじめている。市内の周辺校の五馬中、前津江中、津江中も生徒数が減少しているが特殊な事情もある。東有田中は比較的に市中心部の中学校に近く、住民票だけを異動して中心部の中学校に通っている子供もいる。こうした子供たちも増えつつある。市教委が小学校同様に「中学校適正規模検討委員会」の立ち上げをするかが注目される。