一尺八寸山の由来板・登山道の標識設置作業!!

東有田地区には全国の山の呼び名で難読山名で1位と3位の山がある。1位が一尺八寸山(みおうやま)と3位の月出山岳(かんとうだけ)がある。そこで東有田地区では、九州北部豪雨災害復興を目指して日本全国難読山名を抱える自治体や地域振興に取り組む団体と連携して、それぞれの地域の方々と論議を交わすことで復興への足掛かりを目的としています。東有田振興協議会、自治会連絡協議会、公民館運営協議会の3団体で実行委員会を立ち上げた。

事業は2カ年で実施し、今年はハード部門で由来板の設置、登山道の標識設置などの事業を実施することになった。その事業を本日3日に一尺八寸山、10日に月出山で実施することになった。午前9時に羽田町公民館前に実行委員など20名が結集し、簡単な事業実施式を行い、早速、5班に分かれて作業に入った。羽田町公民館前に登山道の標識設置、東羽田町熊ノ尾公民館前付近に由来板の設置、二ツ尾集落付近に登山道の標識設置二箇所、徒歩個所に登山道の標識設置、山頂付近にも登山道の標識設置の作業をする。

3時間掛けて、すべての作業が終了する。今回の由来板の設置、登山道の標識設置などの事業費は3団体の予算から捻出された金額と市からの周辺地域活性化対策事業を頂いた予算から執行した。作業に参加した地元住民も「これから市民を初め多くの登山愛好者が一尺八寸山に気軽に登山を頂き、地域住民とのふれあいを期待している」と話されていた言葉が印象に残った。

魚を月隈公園堀、桂林公園堀に・・

本来、ウッドコンビナート内にある調整池には魚は入れないことになっている。子供達が塀を越して魚釣りをして事故に繋がる恐れがあるためです。しかし、地元としては調整池の水質が年々汚染していると考えている。下流の農地や住民に影響が起こることは必至である。そこで、地元関係者が市との暗黙の了解の中、フナなどの魚を調整池に入れ込んだ。調整池の水が茶色と言うか、ドロドロした汚染土壌になりつつある。調整池に入れてあったフナなどの魚が大量に死んだことが過去に2回ほどあった。夏場は悪臭もある調整池でもある。

平成18年に調整池の土砂を取り払って、今年で6年目を迎え、汚れ切った調整池の土砂の搬出が行なわれている。請け負った業者はドロドロした土砂が運べず、石灰を投入して硬くして運び出すという。調整池に入っている魚が全部死ぬかも知れないので確保して欲しいとのことでしたので、今日午後から魚獲りをする。魚も増えていることもあり、移転先を市都市整備課公園係りに確認したところ、月隈公園堀と桂林公園堀に入れても良いとの返事。確保した魚は一時保管してあるが、近日中に両公園堀に入れることにした。ポンプ2台で底の水を出す作業が進む中、魚獲り作業も進む。夕方までに終了する。顔も洋服も汚れるだけ汚れてしまった。

企業は地元住民と信頼関係が必要・・・

ウッドコンビナート団地が造成され、今年で10年を迎えている。団地内に企業が立地している割合が6割近くで空地も多い。団地造成時に雨水を一時確保するための調整池も作られた。下流に農地もあり農業用水にも使用する旨の立地協定も結ばれている。しかしながら、調整池に流れ込む水が汚染されて、調整池に入れてあったフナなどの魚が大量に死んだことが過去に2回ほどあった。夏場は悪臭もある調整池でもある。

本来、調整池には魚は入れないことになっている。子供達が塀を越して魚釣りをして事故に繋がる恐れがあるためでした。しかしながら、地元としては水の汚染が進むことになれば、下流の農地に影響が起こることは必至であった。そこで、地元関係者が暗黙の了解の中、フナなどの魚を入れ込んでいた。日時が経つにつれ、一段と調整池の水が茶色と言うか、ドロドロした汚染土壌になりつつある。そこで、市との交渉で調整池の水は農地には使わず、農地用のボウリングをしてポンプ設置してもらう。農地の植え付けはどうにか賄っている。

市との約束で5年に一度は調整池の浚渫をすることになっている。今回も1月下旬から調整池に溜まった土砂や廃棄物を取り出す作業に入っている。しかしながら、土砂がドロドロで運び出すことが出来ずに困惑している。ドロドロしたヘドロ見たいな土砂を池の中でまとめて少し固めている。こうした中、2月1日は朝から少し雨が降り出す。水路に流れ出すような雨ではなかった。しかしながら調整池には水路から大量の茶色をした水が流れ込んでいる。アワも発生している。

原因を調査したところ、ウッドコンビナート内にある一企業排水溝から大量の水が流出していた。市に連絡し、林業振興課、環境課職員も現場を把握し、企業内の視察も行なってもらう。地元ウッドコンビナート対策委員会長も現地を確認している。こうした企業団地に入所する場合、立地協定も結ばれていると思われる。企業は地元住民とトラブルを起こしてはいけないと思う。企業を指導する市がもう少し強気になって対策を立てて欲しい。地元対策委員会では今後監視活動を強化することにした。

町内・集落内の課題解決に向けて・・・

毎日生活している身近な集落・町内の課題が山積している。町内では会則の不備、老人会への補助金増額などが来年度に向けて精力的に班長会などで検討され、通常総会での改正に向けて進めている。満70歳になったら自動的に老人会に加入し、その後の活動は本人に任せる。会費は取らない。そのため、自治会から3万円でした補助金を8万円に増額することが検討されている。会則では副自治会長制度の導入や市事務委託料を一般会計の中に入れ込むことなど、会則で不備なところの改正を検討されている。

一方、集落では実際に居なくて地区費だけ頂いている世帯への対応、共同墓地の考え方、公民館利用緩和などについて検討がされている。地区長や班長など役員、昔の流れを知っている長老などが集まり、色々な角度から改正案の素案が検討されている。ウッドコンビナート造成でお墓が一箇所に集められ、平成6年に霊園管理組合が設立されている。約20年経過した中で、規約が現在にマッチしない個所もあり改正案が検討されている。いずれも3月末に行なわれる総会に向けて検討が急がれている。

諸留・本村地区の急傾斜崩壊対策事業説明会が・・・

昨年7月の豪雨で裏山が崩壊し、民家に大量の土砂が流入し大きな被害を受けた諸留町本村地区について、大分県が県単費事業で急傾斜崩壊事業をしていただくことになり、その事業説明会があった。工事計画、一部用地補償の説明、今後の工事日程などについて県土木事務所担当者から説明があった。地元としてここ数年、この個所の陳情などをしていたこともあり事業実施については了解した。

今後、詳細測量を行い工事実施は3月上旬には入るとのこと。今年の梅雨前には殆どの工事を終了したいとのこと。この工事が終われば、該当する民家は雨が降っても安心して暮らせることになる。今までは大雨になれば、近くに避難をしていたとか。東有田地区は山間にあり、こうした急傾斜地区が多く点在している。裏山を見ると大きな石がむき出しになっている箇所が沢山ある。その下に民家が点在している地区での急傾斜崩壊対策事業が待たれる。

ウッド調整池の掃除!!

ウッドコンビナート内にある調整池を平成18年に泥などの掃除をして6年間が経過した。今年度に入り、連絡があり調整池の清掃をするとのことで今日から水抜きが始まった。水を抜いて底に溜まった泥やヘドロを撤去する作業である。調整池から平島集落内を通り、日掛け水路に流れ込む所で確認すると、水の色が全く違っている。その色は茶色に近い色をして泥臭い水が腐ったような水が流れている。この水を見れば稲を作ることが出来ないはず。ウッド建設時に市との覚え書きの中で調整池の水を農作業にも使用するとなっていた。

企業が張り付き、段々調整池の水の汚れが見えてきた。調整池から下流には直接利用する農地が約1町あり関係者の怒りがあった。そのため開発公社が調整池の下にボウリングして水の確保をして貰っている。今では調整池の水を農地に引くことは全くなくなっている。

調整池の水は一定の所で水路に流れないような作りになっているため、請け負った業者はポンプ2本で水路に流している。今のところ、この作業が数日掛かるかも知れないという。それだけ調整池の底付近に水と泥が溜まっているようです。

「私たちのまちの将来像」地区懇談会が開かれる!! 

平成8年3月に策定した「日田市都市計画マスタープラン」が15年経過したこと、平成17年に日田郡との市町村合併したこと、社会経済状況が大きく変化したことなど現状に即していない計画となっている部分もあり、都市計画区域内だけでなく、日田市全般的な計画の見直しに取り組んでいる。市全域を20地域に分割し、それぞれの地域の現況と課題を問題提起し、今後20年間の地域のまちづくり方針案を提示し、その意見などを聞く東有田地区別懇談会が開催された。

懇談会には東有田振興協議会代表委員である20名が出席し、市の担当課でもある都市整備課職員から詳細に説明があった。道路・公園などの都市施設整備や景観および防災機能など東有田地区の今後の方向性について意見交換があった。各委員から昨年の豪雨に関する諸問題について活発な意見が続出。土地利用、交通体系、防災などの意見が多かった。防災に強い自然環境の保全、特色ある地域づくりを求める意見も多数出された。

東有田地区は池辺町、諸留町など一部が都市計画区域に編入されている地区、耶馬日田英彦山国定公園区域に地区半数が編入され、地区大部分が山林や農用地になっている地区でもあり、今後のまちづくり方針の方向性が注目される。東有田地域の活性化、振興策の基本になるまちづくり方針を打ち出して欲しいと願っている。

第1回東有田地区新年会が盛大に・・・

 

東有田地区民が一同に集まり、地区の将来を語り合い一致団結するために開催することになった第1回東有田地区新年会が小松軒で開かれた。各町内の方、各種団体の皆さん、東有田地区で立地している企業の社長さん、それに県議、行政の皆さんなど62名が出席した。今回の主催者は東有田振興協議会、東有田地区自治会連絡協議会、東有田公民館の共同開催となった。

まず、長尾正義自治会連絡協議会長が開会宣言の挨拶し、振興協議会長の私から主催者を代表して挨拶をした。「昨年は未曾有の豪雨で東有田地区は甚大な被害を受けた。全体的に沈んでしまった。地区民が結束してボランテァ活動を続け、どうにか住まれるようになった。昨年11月のふるさと祭りの開催も不可能の状態でした。しかしながら、いつまでもこのままでは浮かばないという意見が続出、『元気を出そう!!東有田』というタイトルで開催を決めた。盛大に開催できた。」地区民の結束がさらに強いものになった。災害復旧工事も始まり、復興の光も見え始めた。これからも東有田地区がさらに振興策を諮り、活性化のための事業を積極的に行い、地域が元気のある地区になることを期待している」と挨拶する。

続いて来賓挨拶として原田市長が挨拶し、東有田地区への想いや地域活性化のために積極的に予算配分を頂くことも約束し、井上県議、酒井県議からも東有田地区へ積極的な事業展開をすることも約束された。最後に地元市議の中野市議からも小災害の補助率の引き上げを市に強く要求していくことも約束された。合原教育長の乾杯音頭で懇親会が始まった。地元企業として出席されているウッド企業の社長さん達も最後までおられて地元民と親しく懇談されていた。こうした企画を来年も開催するように数人から要望もあった。第1回目の開催でしたが大成功のうちに終わったと思っている。

東有田版「事業仕分け」実施!!

周辺地域では過疎化が進み、若者がいない高齢者世帯が増加している。東有田地区でもここ10年で約100世帯減少している現状である。世帯が減れば世帯から頂いている自治会費も減少している。東有田地区の場合、自治会連絡協議会でそのとりまとめをしている。各種団体に年間の運営費として交付金を交付している。各種団体への交付金もここ10年変わらず交付している。自治会でまとめている自治会費いわゆる原資が足りなくなっているここ数年である。

そこで、今日まで数回自治会長会を開催し、自治会費の値上げするか、それとも各団体への交付金の削減が検討されてきた。自治会費の値上げは諸々の問題もあり断念し、各団体への交付金の削減の検討に入った。交付金の金額の多い体育協会と消防分団への事情聴取を実施することになり、その会議をこのたび実施した。過去2年間の収支決算書などの提出をしてもらい、それぞれの責任者などに出席してもらい、色々な角度から質疑がされた。経費削減が出来ないのか、原資が足りない状況なので交付金の削減がありうるかもしれないなどの意見が続出。

他地区での交付金状況なども参考に3月には来年度交付金の決定をすることで確認。周辺地域は自治会運営もままならない状態が続いている。道路や共有林の草刈りを実施しても高齢者が出席して作業が進まない状態があるという。昨年の豪雨の時から今日まで東有田地区を後にした世帯も数件発生しているとか。厳しい状況下にある周辺地域の実態である。