お粗末なミス!!二重契約・・・

毎日新聞報道によると・・・・『日田市:ケーブルテレビ保守委託の一部で二重契約 KCV抗議にミス認める /大分』
日田市運営のケーブルテレビ「水郷TV」設備保守委託の一部について、「KCVコミュニケーションズ」社と契約している市が、新たにNTT系の会社とも契約を結んだことが5日分かった。KCVは「二重契約の疑いがある。事前協議もない非公表の随意契約は不自然」と文書で抗議。毎日新聞の取材に市情報課は5日、大筋でミスを認め、KCVと是正協議する。【楢原義則】
新契約は8月31日付で、半年分3129万円。保守範囲は18カ所の2次拠点設備の一部や一般家庭・事業所の通信器機。市は加入約7000戸向けの9月8日付「お知らせ」で、CATV関係のトラブルの相談先として、電話やテレビに関するものはNTT系会社の電話番号を載せ、インターネット関係のみKCVの番号にした。
KCVは「電話やテレビの一部保守も昨年から続く。意図的な二重契約」と反発。「本来競争入札の随契自体が疑問」と抗議。黒川清人課長は「前市政時代の6月に起案した。一部重複は市のミス。『お知らせ』も配慮が足りず申し訳ない」と釈明している。水郷TVは総事業費約42億円で今年6月供用開始。09年度、4社による伝送路設備入札はNTTが10億9357万円(落札率95・94%)で落札。一般競争で3社中2社が辞退したセンター入札は九電工が7億8747万円(同99・81%)で落札した。・・・・・
『朝日新聞報道では・・・・』 日田市は、市周辺部(旧郡部)での直営ケーブルテレビ「水郷TV」の保守業務の一部を、市中心部(旧市部)をエリアとする民間ケーブルテレビ局「KCV」と委託契約していたのに、「NTT西日本―九州」とも契約したことが6日、分かった。市は二重契約のミスを認め、NTT側との契約を変更し、減額修正する方向でKCV側などと協議している。
市が8月末日、NTTと随意契約を結んだのは「伝送路設備等運用保守委託業務」で3129万円。その中に、(1)KCVと昨年度から締結の業務委託契約(運用保守と機器保守で、契約更新した今年度は計約4千万円)にある2次拠点設備(18カ所)の保守業務(2)KCVと単価契約している周辺部の加入者7165戸の2通信機器の修理・交換も入っていた。また、加入者に配った障害対応窓口の「お知らせ」もNTTのみ記載の部分があった。
KCVは「二重契約が単なるミスとは思えない。うちは公募提案型で選定されて契約を結んだのに、NTTとはなぜ随意契約なのか」などと指摘している。市情報課は「光ケーブル網工事をしたNTTに一体的に保守をしてもらおうと随意契約にした。2次拠点設備が含まれていたのはこちらのミス。NTTの契約から外し、減額する。加入者の2通信機器分の扱いはKCV側と協議中。お知らせも再配布したい」と話している。
「水郷TV」は09年度から2期にわたる工事で今年6月に供用を開始した。総事業費約42億円で、うち伝送路設備工事が約24億円、センター施設工事費約14億円だった。同市は旧市部に先発のKCV(加入1万2800戸)があり、旧郡部の「水郷TV」と併存する珍しい形態になっている。・・・・・
お粗末なミス事務のようです。契約するまでに事務的に決裁があると思う。その段階で誰も気が付かなかったのか。係長、課長、部長と印鑑を押して決裁を取って契約になるのではないか。民間では考えられないことと市民の方はいう。いかに事務的安易に決裁行為が行われているのか分かる案件である。これだけの大きなミスをすれば民間であれば処分対象になるが、公務員では何も処分はないのかと市民は怒っている。役所的な決裁はしないで、上司は一つ一つの案件に目を通して、確認して印鑑は押して契約行為に移って欲しいものです。

ウッドコンビナート関連で論戦!!

日田市議会で一般質問が今日から3日間始まった。朝日ケ丘に行く道路の問題、健康に関する施策のあり方、ウッドコンビナートに関する諸問題について論戦が続いた。テレビで議会中継を拝見する。私も議員在籍していた時にウッドコンビナート問題について質問をした。今議会での質問は、当初計画された時の2期計画の凍結について、1期計画で造成された用地に張り付いている企業5社に対する課題、企業が張り付いていない用地に対する取り組み方などが取り上げられた。
計画された当時から造成まで長引いたこともあり、不景気になり、張り付く企業が少なくなったこと、5社に対しては売買でなく賃貸契約になっていること、その猶予期間が来年になっていることなどの課題がある。この問題を強固すれば、張り付いている5社はウッドから撤退する可能性も高いことから頭の痛い課題である。佐藤前市長時代の3年前に開発公社の議会選出理事で揉めて、議会からの理事を引き上げたこともあり、実質的に理事会も開かれていなかった。今回、原田市長は議会に開発公社理事を議会から選出してくれるよう要請もしているようだ。答弁を聞くところ、開発公社のあり方、ウッドコンビナートの課題などを議会と一緒に取り組みたいと述べている。先送り出来ない課題でもあり、市と議会は重要な問題として取り組んで欲しいものです。
・・・以下、大分合同新聞報道から・・・≪迫る支払期限 日田「ウッドコンビナート」 企業進出が進まず、空き地が多く残るウッドコンビナート=日田市東有田  日田市東有田の工業団地「ウッドコンビナート」で、2000年から土地代金約4億円の支払いを約13年間猶予されている木材加工販売会社の支払期限(来年11月30日)まで残り1年を切った。猶予期間を終えて未払いのままだと撤退することになるが、他にも別の4社が猶予中。優遇を批判する市民の声もある中、撤退は団地の空洞化や木材産業の停滞も懸念され、市や市土地開発公社の選択が問われている。
土地代5社が猶予中
市などによると、支払い猶予契約は団地の完成初期に設けていた制度。景気の悪化や完成の遅れで進出を見送る企業が相次いだため、「用地を埋める苦肉の策」(市職員OB)だった。当初の猶予期間は最大10年だったが、最も早く延長期間を終えた木材加工販売会社は昨年1月、約3年間の再延長契約を締結。他の3社も再延長に入った。契約で支払いは一括に限定。撤退の場合は更地に戻す必要がある。
しかし、各社は予想以上に長引く不況に加えて土地価格が購入時の高値のままで代金を払えないという。土地代の金利と固定資産税を公社に納め続けている。団地の企業12社で構成する「協同組合ウッドコンビナート日田」は7年前から賃貸契約への移行を要望。11月21日にも公社へ嘆願書を提出し、賃貸制度導入と賃貸契約への移行、土地価格の再評価を求めている。同社は「われわれが悪いのは大前提だが、想像以上の不況で支払いは困難。急な撤退も難しく方向性は早く決めてほしい」と訴える。同組合は「未払いの会社が撤退しても、今の制度では次が入らない」という。
撤退なら空洞化の恐れ
市は公社、市林業・木材産業振興課らで協議を継続。同課は「撤退は木材産業振興や従業員雇用の面で問題も多い。今後の企業誘致に向け、土地単価の見直しや長期の賃貸制度導入も考える時期だ」と指摘する。公社事務局は「他産業も景気低迷で厳しく、期間を再び延長して市民の理解を得るのは難しいだろう。契約順守は重要だが木材産業振興も大切。難しい案件だが、理事会で早めに方向性を決めたい」と話している。
<ポイント>ウッドコンビナート 県のグリーンポリス開発構想に基づいて造成。市内基幹産業を担う木材関連企業を集約するのが狙いで、1997年に着工、99年に完成した。面積40・3ヘクタールで事業費約42億円。分譲率は市が整備した公園を含めて約59%で進出企業は13社。2期工事の27ヘクタールは凍結されている。土地代金の支払いを猶予している5社が立ち退けば分譲率は30%を切る見込み。 ≫

明日から一般質問が・・・・

杵築市議会では二人の議員が不祥事で辞職した中で、日田市議会では明日から一般質問に24名中17名の議員が原田市長と論戦を交わすようです。内容を見ると市民に直接影響のある質問もあるようだ。開発公社絡みでウッドコンビナート問題や地域課題なども多くの議員が質問をするようです。うわべだけでなく、再質問で鋭く厳しい質問を期待したものです。一問一答方式であるので、一つの案件に集中質問も期待したい。
市民からみれば、ここ4年間で行政の手法や市役所内部の慣例が破られたりしているので、何処まで元に戻すかも期待している。例えば管理職への登用の条件変更、職員残業のあり方、機構改革に向けての取り組み、7年目を迎えている旧郡部との合併条件の取り組みなどもある。こうした課題を原田市政がどのように取り組んでいこうとしているのか、質問して欲しい部分もあると市民は話している。全市民の9割以上の市民がテレビ中継を見られる議会放映に関心もあるという。生半可の質問をすれば、市民も黙っていないと思う。
厳しい行財政の中で、効率のある事業の取り組みをすることを期待している市民から、失望しない議員であって欲しい。市民の目は厳しいことを改めて私も知る。議員を辞めて一市民になった私が、最近感じることは市民は議会のテレビ中継の録画などを良く見ていることを分かった。『あの議員の質問は・・・』とか『あの質問では行政は動かない』、『うわべだけの質問になっている』などの話も聞く。明日からの議会一般質問で議員の質問が鋭く、執行部が慌てさせるような質問に期待している市民が多いことを述べておきます。http://www.city.hita.oita.jp/content/000025783.pdf

一緒に戦った仲間が・・・・

今朝の新聞を見てビックリ!!7月に行われた市長選でお互いに同じ目標で戦った仲間が亡くなっていることの報道に驚く。勝手連的に作り上げた選対組織で頑張った仲間でした。藤本友則さんです。兄貴の関係で以前から知っていたが、市長選の時に初めて色々と知りました。朝早く事務所に来て、掃除や片付けもしていました。感心していました。組織の中で集会の司会などもしてもらったり、雨の中でも進んで行動されていた姿を想い出しています。
嫌なことでも積極的に取り組む姿勢には頭の下がる思いでした。あの市長選から5ケ月後に亡くなるとは誰も思っていなかった。選挙後に体を崩して入院していると聞いていましたが、こんなに早くあの世に行くとは信じられません。藤本さんが市の連合育友会長をしている時に、議会教育福祉委員会と懇談会をした時も、子どもの教育のあり方を真剣に語っていたことも思い出しています。藤本友則さんのご冥福をお祈りします。

市民から要望の強い・・・・

数日前に日田葬祭場で葬式に参列した。市民が葬祭場での葬式をすることが多い。このため、待合室が少ないと言うことで、市民から苦情が多かった。過去の議会で議員から一般質問などでその対策をするように苦言が出されていた。市は国の景気対策で平成22年度補正予算(平成23年3月)で待合室2室の増築予算が計上され、議会も早期に建設するように可決されている。23年度に事業予算は繰越になっているが、今だ事業開始の気配もないようだった。市民からの要望の強かった事業を予算化し、新年度になって9ケ月が過ぎている。予算的には繰越事業になっているので、来年3月までに終われば問題はないかもしれないが、市民からの要望の強い事業であるので早期の建設をするべきではないのか。
≪このブログを載せたところ、市役所から連絡があり、11月中旬に増築工事のための入札も終わり、近日中に工事に入る。年度内には工事も終了し、待合室が2部屋増設される。≫と連絡あった。それにしても議会で予算を可決して9ケ月が過ぎてからの工事着工とは遅すぎると感じる。議会も市民からの要望が強かった葬祭場の待合室増設建設は早急に取り組むよう付言していた。

東部中プール事故裁判和解へ・・・

平成20年6月6日に東部中学校プールで起きた事故で学校や市教委の管理責任を問う裁判でこのたび和解の方向で進んでいることが判明した。関係者によると、平成22年6月にプールの安全性が欠けていたとして設置・管理している市に治療費や慰謝料など約2億5000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしていた。このたびの和解に向けて円満に解決することを望む。
事故当時、私もその関係者から相談もあり、議会一般質問をして事故後の学校の対応、市教委の対応などを問う予定でしたが、もろもろの課題もあったので質問をしなかった経過もあった。議員を辞めた後も、私の心の片隅にいつも、この案件があり心配していた。同級生からの励まし、学校の建設的な対応、市教委の陰ながらの支えなどもあり、段々元気を取り戻したと聞いていた。このたび、提訴が円満に解決して和解の方向に向かっていると聞いて一安心している。今後、こうした事故が発生しないように常に子ども達への指導、配慮を願うものである。

前代未聞の出来事が・・・

今日から日田市議会第4回定例市議会が開会される。聞くところ、色々な課題について論争があるようです。副市長人事案件も最終日の12月19日に提案されると新聞報道もされている。開発公社絡みでウッドコンビナート問題も一般質問で論議があるようだ。遊休地の問題、2期計画の凍結問題など未解決部分が課題として残っている。
また、市議からの情報によると、一部の議員の行動が執行権の侵害にあたる事案が発生しているようだ。市執行権に伴うことで前代未聞の出来事になりかねないようだ。議員が絡んだ問題に発展する可能性もあるようだ。今日は問題提起はしないが、近日中に明らかにしていきます。議員の仕事範囲を超える問題かもしれない。執行権の侵害になりかねない案件であるようだ。

大阪でも民意が勝つ!!

大阪府知事・大阪市長のダブル選が27日投開票され、市長選は大阪維新の会代表で前知事、橋下徹氏が、現職の平松邦夫氏(民主府連支援、自民府連支持)を破り、初当選した。知事選は大阪維新の会幹事長、松井一郎氏が、前同府池田市長、倉田薫氏と弁護士、梅田章二氏(共産推薦)ら6人を破って初当選した。
今回の選挙を見ると、維新公認の橋下、松井両氏に対し、民主、自民は平松、倉田両氏を支援。共産は市長選で公認・推薦候補の擁立を見送り、自主的に平松氏の支援に回った。自主投票の公明を除く既成政党と維新が対決する構図になった。今回の選挙の特徴は大阪都構想の是非が最大の争点となったが、橋下氏の政治手法や教育への政治関与を打ち出した教育基本条例案なども問われた。
橋下氏は当選後の記者会見で『市役所の職員に対しては「職員の給与体系も体質も変えていく。民意を無視する職員は市役所から去ってもらう」と「宣戦布告」している。民意がわれわれの主張を選んだ。大阪を変える。意味の分からない補助金がたくさんあるし、職員の給与は徹底的に見直す。選挙で選ばれた者への配慮が欠けてる職員がいるので体質も変えていかないといけない。民意を無視する職員には去ってもらう」と強気の発言を連発している。これまで現市長を担ぎ上げ、“利権”を守ろうと必死だった職員に対して容赦はしない。4年前に戦ってきた知事選挙で戦ってきた時と同様、切り込んでいく構えを見せた。
選挙期間中の情勢や世論調査をみるかぎり、既成政党が推す候補が断然有利と報道されていたが、投票3日前から大きなうねりがあったと言われている。ツィッターや若者、女性の動きが水面下で起こり今回のような結果が出たと言う評論家もいる。今後も大阪の動きが全国に広がるであろう。何処かの市長が絶対有利に進めた市長選で、無名の候補に敗退した市長選があった。長年行政経験があるし、市長在職中にバラマキ行政をしたので選挙では絶対に負けるようなことはないと自負していた。負けたことに対し『自分の今までのプライドが許さない。4年後に必ず改めて市長選に立候補する』と言って市民の一部に挨拶回りしている前市長もいるとか。誰のための市長なのか。その人間性を疑う行動をしている前市長もいるとか。完全に民意を馬鹿にした行動としか言えない。
●大阪府知事選確定得票数●
当 2,006,195 松井一郎   落選 1,201,034 倉田薫
●大阪市長選確定得票数●
 750,813 橋下徹   落選 522,641 平松邦夫

市役所が変わりつつあるのか?

前市長の時は、みずから遅くまで市役所で仕事をしていた。そのため、4階の市長室をはじめ各課とも職員は残業をしていた。各課からのヒヤリングなども午後5時以降に組まれていたようだ。そうしたことで市役所は夜遅くまで明かりが付いていた。議会で何回も残業時間が多すぎると指摘も受けていた。前市長4年間での職員の残業手当は相当の金額になっていた。
このことも7月の市長選の重要な課題の一つになっていた。新市長が誕生して、職員の残業状況を市民は監視していたようだ。新市長が誕生して4ケ月が過ぎた。市民からの情報では市役所の明かりが少なくなったと言う。特に市長室が午後7時以降に明かりが付いていることは全くないようだ。私も夜に出る用事の時は、出来る限り帰り道は市役所の横を通って帰っている。たしかに明かりが付いている課は、農政関係や土木関係の課のようですが、以前から見れば格段に少なくなっているようです。以前は土曜日、日曜日でも夜遅くまで市役所の明かりは付いていたが、最近は全く明かりが付いていない市役所の建物がある。不気味な市役所に見える時もある。
今の状態であれば市民から非難を受けることも少ないでしょう。『小遣い銭が少ないから残業している』とか『残業手当で車を買った』などのうわさ話もあった時期もあった。こうしたうわさ話も消えてくるであろう。原田市長曰く、『私は出来る限り市役所での残業はしないことにしている。私が残業することで職員に影響があるから。無駄は省いていきます』と話していた。

ようやく高菜植えが終わる!!

朝倉市方面に行くと、米が終わればすぐに麦を撒く。日田方面では大鶴・夜明地区で麦を作っているが、殆どの地区の田んぼは田植えまで休田している。私は田んぼを有効利用するために、約1反の田んぼに『高菜』を昨年から植えている。10月から苗床をして、11月はじめから高菜を植え込んでいた。
『2人農業』をしている。約2500本近くを15日までに植えて、苗が小さい部分があったので育つまで待った。少し大きくなったので25日から残り1000本近く植え込んだ。最初に植えた高菜はもうすでに根も付き、少し大きくなっている。今日も朝から高菜を植えて、すべての苗を植え込んだ。後は来年3月終わり頃には立派な高菜が育ってくれると思っている。品種は『三池高菜』と『コブ高菜』を植えた。これを以って秋の農繁期は終了したことにした。