第64回県民体育大会が今週10日~13日に開催されます。昨年からブロック開催になって、今年は別府・杵築地区で開催され、会場確保などのために本大会前に先行開催が行われた。バドミントン競技も3日~4日にかけて杵築市文化体育館で開催された。我が日田市チームが強豪大分市と別府市に勝って、4年ぶり27回目の優勝をした。
その優勝報告のため今日午後、原田市長に矢野監督をはじめバドミントン協会関係者と出向いた。本大会を前に他の種目も優勝に向けて頑張ってもらうことも含めて報告する。原田市長から『おめでとうございます。本大会でも他の種目にも刺激になるでしょう。スポーツから日田が元気になってほしい。私も本大会には応援に行く。』と何回もおめでとうの言葉が連発していた。最後に記念撮影をする。
また、高波日田市体育協会長はじめ副会長・役員(河内・宮原・長沢・藤井)がバドミントン競技会場に3日の大分市戦、4日の決勝戦別府市戦に応援に来てもらい、選手一同感謝しておりました。こうした応援は選手にとって励みにもなり、選手に元気が出ました。ありがとうございました。
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決勝戦は別府市と・・・
県内3枠の日田市と別府市で決勝戦が行われた。男子ダブルスは余裕の中2対0で圧勝した。女子ダブルスは宗野安純・吉田望組で臨んだが、2対0で敗退した。別府市の女子ダブルスには昨年まで日田市チームで出場していた柳里奈さんがいた。男子40歳代ダブルスも圧勝し、女子40歳代ダブルスが頑張って勝った。男女ミックスは別府市が勝ち、この時点で3対2で日田市有利の中、試合は進んだ。男子シングルス、女子シングルスに優勝の行方がかかった。
男子シングルスには松田卓也君、女子シングルスには春武美穂さんがエントリされていた。まず、女子シングルスの試合から進んだ。春武選手は年齢的にも30歳半ばになるので体力的にもきつい面もあったが、最後までシャトルを追い掛けた。一進一退の中で試合は続いて春武選手が2対0で圧勝した。この時点で日田市の優勝が決まった。男子シングルスの試合も遅れて試合が進んでいたが、有利の中で進んでいた。
県体バドミントン競技2日目・・・
県民体育大会バドミントン競技2日目は準決勝2試合と決勝戦が行われた。選手は杵築市に宿泊していたが、役員など応援団は昨日、日田まで帰り、今朝杵築市まで応援のために出向く。準決勝は日田市対佐伯市、別府市対中津市で試合が行われた。別府市対中津市は4対0で別府市が快勝した。日田市対佐伯市はまず、男子ダブルスで垰畑陽平・山崎俊和組が2対0で圧勝し、女子ダブルスで春武美穂・中嶋晃子組も2対0で勝ち、男子40歳代ダブルスに岩下太郎・蒲池修組が昨日の教訓を生かして2対0で勝ち、女子40歳代ダブルスで惜しくも落とし、男女ミックスで左村正和・岩下留美組が勝って決勝戦に進んだ。
27回目4年ぶりの優勝!!県体バドミントン競技
今年の県民体育大会で日田市チームに最初の優勝をなしどけたバドミントン競技である。バドミントン競技、ラクビー競技、水泳競技、射撃競技が先行開催で本大会より一週間早く開催された。バドミントン競技の優勝は過去に26回優勝していた。今回の優勝で27回目となった。4年ぶりの優勝でもあった。今回の日田市チームの優勝には5人の新戦力があった。新戦力が加わったことで大分市と別府市の戦力に並んでいた。後は試合慣れとチームワークでどのチームにも優勝の可能性もあった。日田市チームは明るく、選手全員で勝ち取った優勝になった。
私も一回戦から決勝戦まで応援席から大きな声を出しながら応援をした。昨年までは議員ソフトボールや議員リレーがあったので殆ど試合を見ることが出来なかった。今回の県体バドミントン競技は日田市チームにとって記念すべき大会にもなった。選手・応援する方々が一致団結し、日田市の底力を発揮できた大会でもあった。日頃の練習の成果が出た大会でもあった。日田市バドミントン競技優勝おめでとう!!夜は日田市内で祝勝会が開催され、明日から来年に向けて、さらに連覇に向かって頑張ることをお互いに誓った。
2回戦の大分市戦は・・・
県内のバドミントン競技の盛んな郡市は大分市、別府市、それに日田市が競技人口も多く、県体でもこの三枠に入らないように他郡市は願っていると言われている。毎年決勝戦はこの三枠の中から行われている。事前に行われている抽選会がフリーで行われるために、今年のように2回戦目で大分市に当った。そのために、組み合わせでまず、監督は頭を痛めることになる。このダブルスは絶対に勝ちに行くとなれば、強い選手を当てることになる。
2回戦以降は7組の試合のうち、4組勝てば、その時点で勝負が決まることになっている。今回の大分市戦は男子ダブルスは余裕以って勝った。女子ダブルスはファイナルまで持ち込んだが惜しくも負けた。男子40歳代は事前には勝ちに行くと張り切っていたが、ファイナルまで行ったが、惜しくも負けた。ここで誤算が生じた。女子40歳代ダブルスも負けた。この時点で3対1で日田市は崖プチに追い込まれた。
その後のミックスで左村正和・岩下留美組が日田の底力を出して勝った。心臓に悪い戦いぶりをしてくれた。後は男女ともにシングルスの戦いになった。男子は日田のエース宗野智志君、女子は宗野安純さん夫婦に日田の運命は掛かってしまった。特に奥さんの安純さんは元国体選手でしたが、産休のために7年間バドミントンから離れていた。今回、県体出場をお願いして1ケ月前から練習を開始していたが不安はあった。しかし、試合に臨む姿勢は現役時代と変わらない程、頑張っていた。その結果、大分市のバリバリの20歳代前半の選手に勝った。日田市チーム、応援席から優勝した時のような歓声が体育館の中を渦巻いた。最後の試合になった宗野智志君も貫禄の勝利を導いた。逆転の逆転で勝ってしまった。明日は準決勝とたぶん決勝戦は別府市になるであろう・・
一回戦の速見郡戦は・・・
1回戦の速見郡戦は余裕の中で試合が進んだ。男子ダブルス、女子ダブルス、男子40歳代ダブルス、女子40歳代ダブルス、男女ミックス、男子シングルス、女子シングルスの7組の試合が行われた。1回戦のみは全試合が行われた。そのために10時半過ぎから13時過ぎまで試合が続いた。試合結果は6対1で余裕の中で勝った。女子40歳代ダブルスが惜しくも負けました。
県民体育大会バドミントン競技!!
第64回大分県県民体育大会バドミントン競技が今日から始まった。殆どの競技は来週の10日から12日にかけて開催されますが、バドミントン競技は先行大会で1週間早く開催された。今年は県北ブロックで開催されるため、杵築市文化体育館で開催された。
統廃合で教育環境整備が進むが・・・
8月25日の朝日新聞朝刊に『小中一貫制 日田に続々』という見出しで記載されていました。『日田市天瀬町内の馬原、台、丸山、桜竹4小学校の各地区教育環境整備対策委員会と市が来春の4校統合と東渓中学校との小中一貫教育制導入を確認した。日田市での周辺部小学校の統合による小中一貫教育制導入は5校目。一部では今春から導入が始まり、成果に注目が集まっている。4小の児童は馬原56人、台18人、丸山37人、桜竹32人。統合してできる新小学校は名称未定だが、馬原小校舎を使う。近くの東渓中とは一部連携型小中一貫教育を実施する。
17日の調印式で地元代表からは、長年親しんできた思い出深い小学校が閉校になる「寂しさ」を漏らしたり、「跡地利用による地元活性化」を望んだりする声があがった。日田市の統合・小中一貫教育制導入は、2009年1月の市立小中学校教育環境整備検討委員会(市の諮問機関)答申に基づく。第1号は旧夜明小、旧静修小を統合した大明小。今春、旧夜明小校舎でスタート。2年後、大明中と施設一体型小中一貫校が開校する。上津江小と中津江小の統合調印は今年3月。来春から上津江小校舎で新小学校(名称未定)がスタート。2年後には津江中と施設一体型小中一貫校になる。
前津江町内の大野小、赤石小、出野小の統合も今年3月調印。大野小校舎に統合(名称未定)し、来春から近くの前津江中と一部連携型小中一貫教育が始まる。6月調印は天瀬町内の五馬市小、塚田小、出口小の統合。ここも来春から五馬市小校舎に統合(名称未定)し、五馬中と一部連携型小中一貫教育を始める。残るは大山町内の大山小、鎌手小、都築小の統合協議。市教委案は、新小学校と大山中との施設一体型小中一貫教育校。現在、地元と協議中で、今年度中にまとめたい考えだ。統廃合→小中一貫校は(1)最低1学年1クラス以上の学校規模(2)義務教育9年間を見通した学習・生活面の連続性、などが理由にある。市教委は「学校行事の一体化で中学校に上がる時の『行きしぶり』(中1ギャップ)解消、専門教科教師の小中間交流などの効果も目指したい」と話す。(堺謙一郎)』
旧日田市では夜明小と静修小が合併して、大明中学校と小中一貫校として整備工事が始まります。旧日田郡でも新しく校舎を建てたりして小中一貫校、一部連携型小中一貫教育などの整備がされます。そうなると整備費も相当な額になり、統廃合した跡地の問題もあります。こうした課題を地区住民と話し合い、市民が納得のいく打開策を探って欲しいものです。写真は天瀬地区の馬原小学校。
咸宜小、大明小の新増改築に約15億が・・・
今回の定例議会に工事請負契約議案3件が提案されている。予定価格は事前に公表され、入札は電子入札方式。要件設定型で一般競争入札(市内業者A級、2業者共同体)で4組による入札が行われている。その結果、今回議会に提案されている内容になっている。大明小中学校校舎新増改築工事では、落札金額5億9430万円、落札業者は河津・諌山共同企業体、落札率98.05%になっている。
咸宜小学校校舎新増改築工事では、落札金額6億8775万円、落札業者は江藤・渡辺共同企業体、落札率97.58%になっている。また、咸宜小学校屋内運動場新増改築工事では、落札金額2億1210万円、落札業者は谷組、平成建設共同企業体、落札率97.59%になっている。
原田新市長が所信表明!!
原田啓介新市長が始めて定例市議会に登場して所信表明を行った。内容は次のとおりです。『平成23年第3回日田市議会定例会の開会にあたりまして、議員各位に敬意を表すとともに、市民の皆様方にご挨拶申し上げます。まず、本年3月11日に発生しました東日本大震災により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。私も、就任前の7月末に、宮城県の石巻市と南三陸町に足を運び、現状を目の当たりにしてまいりました。その現場に立ち、被災者の方々の声を聞き「行政の最大の責任は、市民の生命(いのち)と生活(くらし)を守ることだ」と改めて、強く感じた次第でございます。
また、就任後1か月足らずではございますが、市役所各部の所管事項や懸案事項について説明を受け、差し迫った課題が山積していることも実感したところであります。改めて、市政を担うことの重さを深く自覚し、これからの4年間、初心を忘れることなく、市政運営に取り組むことを覚悟した次第でございます。議員各位、そして広く市民の皆さんのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
さて、我が国の経済状況を見回しますと、長引く景気低迷、百年に一度といわれるほど大きな「金融危機」「世界同時不況」、少子高齢化に伴う経済の収縮や社会保障問題など、深刻な事態に直面しており、今回の「東日本大震災」の影響、さらに「史上空前の円高」も併せ、輸出・消費の後退、雇用の抑制など、大変厳しい局面を迎えていると認識いたしております。
一方、これらによる日本全体の減収・減益は、税収の減少にもつながり、国からの交付金や補助金に頼らざるを得ない地方自治体にとって、将来の展望を切り開いていくにはあまりにも厳しく、暗たんたる思いを持つものであります。
このように、現在の日田市を取り巻く状況は大変厳しいといわざるを得ません。とりわけ、平成27年度からは、市町村合併による普通交付税の優遇措置が段階的に縮小され、平成32年度には完全に廃止されるため、市の財政状況は激変することが予想されます。
従いまして、この地方交付税の見通しも含め、「社会保障と税の一体改革」など、国が進める主要な動向を注視し、日田市の当面5か年度における財政推計をまとめることにしており、議会を始め、市民の皆様にもお知らせしたいと考えています。
このような中、小学校等の統廃合による新たな教育環境の整備や豪雨・地震等自然災害に対する防災体制の充実を図らなければならず、今後、多額の財政負担も予想されます。
特に、教育環境の整備等は重要な局面にあり、教育委員会を始め、関係各位の協力の下、引き続き事業を推進してまいります。いずれにいたしましても、これらの財政状況を踏まえ、財政運営におきましては、経常収支比率や実質公債費比率など、主要な財政指標の改善に努め、引き続き、財政の健全な運営に取り組んでまいります。
しかしながら、私としては、これらの事を悲観的に捉えるのではなく、時代が大きく変貌する「過渡期」「プロセス」として捉え、この「変貌」を乗り切るため、抜本的な行財政改革と自治改革を進めてまいります。そのために、まず取り組みますことは、「体制づくり」です。
行政改革においては、職員が高い倫理観に基づき、事業仕分け等を活用し、公平かつ公正な職務を遂行できる職場環境を整備するとともに、事務事業の効率化を進めます。
また、市民の方々と共に「自ら治める」自治の観点に立ち、自由かったつに発想し、意見を交わせる「市民会議」を開催いたします。これらの改革の基本は、情報をオープンにし、市民の目線で推進することであり、「市民にとってどうなのか」という改革になってこそ、初めて意味のあることだと考えております。しかし、改革を進めるにあたり、効率やコストを重視するあまり、この重要な過渡期に、内向きの狭い視野で舵取りをしていたのでは、将来は開かれません。現実を見、外を見、先を見て、新しい時代への社会を作っていかなければなりません。
夢も希望も持てなくなっては、何のための改革か分かりません。無駄な歳出の削減を徹底し、経常費に切り込む努力は続けながらも、新たな雇用の創出や税収増を図るため、経済波及効果を重視した事業や新たな産業を創設していくことも重要なことだと考えます。特定の人間が考え、行動する時代は終わりました。これからの街づくりには、市民が自ら考え、暮らしの満足度を高めていく主体となり、行政と協働して日田市の未来を創り出す体制を整えることが必要だと考えます。
私は、市民参加型の協働による街づくりを進めるため、以下の3つの重要事項と、5つの基本政策を掲げ、日田市の発展と活性化を目指してまいります。まず、重点事項の1つ目「市民参加の開かれた市政を」でございます。
豆田の酒蔵活用の構想と屋形船の公有化などの事業につきましては、いったん白紙に戻すとともに、これまでの行政主導による事業推進を見直し、市民の皆様と話し合いながら、事業を推進してまいります。
次に、2つ目の「将来を見据えた行財政改革を」でございます。これからの少子高齢化社会に対応するため、行財政改革を推進していきます。とりわけ、今議会に提案いたします特別職の給料削減や事務事業の見直しに取り組みながら、総人件費の抑制に努め、財政支出について抜本的に見直してまいります。
最後に、3つ目の「情報格差の是正を」でございます。現在、市が運営していますケーブルテレビの「水郷TV」と、市内中心部をエリアとして民間で運営しています「KCV」との一元化を目指し、情報格差の是正に努めてまいります。
また、日田市を活性化するための基本政策として、次の5項目について宣言し、取り組んでまいります。まず、1つ目「総合特区制度を活用した新たな公共の創造」でございます。
これは、規制緩和と財政面での支援を組み合わせ、地域活性化を図ることを目的として創設されております、国の総合特区制度を最大限活用し、日田の地域資源に智恵と工夫を重ね、「自給力」と「創富力」を高めて、「地域力」の向上を図ってまいります。
次に、2つ目「地域経済・雇用対策への取組」でございます。これは、地域の地場産業やベンチャー企業等のネットワークを体系化するとともに、農林商工連携による地産地消、観光関連の推進を図ってまいります。また、地域産業の育成に不可欠なインフラ整備を進めてまいります。
次に、3つ目「安心して暮らせる福祉と教育の充実」でございます。
これは、地域の実情を踏まえ、子育て家庭、障がい者や高齢者などの生活弱者といわれる方々が、安心して暮らせる制度を創造し、「絆」を大切にする社会の実現に取り組んでまいります。また、国民健康保険税が、市民の大きな負担とならないよう改善いたします。
次に、4つ目「水郷ひたの水と森づくり」でございます。日田の自然を生かした振興政策を進め、自然の豊かさを実感できる循環型社会の構築を目指します。また、豊かできれいな水の日田づくりに取り組んでまいります。
最後に、5つ目「人が、いきいきと輝けるまち日田」でございます。日田で生活する誰もが、日田にある素晴らしい場所・文化・歴史・人・モノに誇りを持ち、「人が、いきいきと輝けるまち日田」となるよう、再生してまいります。また、防災体制については、東日本大震災を教訓として見直しを行い、安全・安心のまちづくりを進めてまいります。
3つの重要事項と5つの基本政策を申し上げましたが、これらは、全て一連の事柄として、一体化した政策だと考えております。なお、具体的な事業等につきましては、今後の12月議会、3月議会に提案させていただきたいと存じます。
以上、これからの4年間の市政を担当するに当たりまして、所信の一端を述べさせていただきましたが、これ以外の継続的な事業につきましては、早期の完成を目指してまいります。もとより、街づくりは、行政のみでなし得るものではありません。今後も、議会、市民や経済界を始めとする多様な「主体」と一体となって、「英知と勇気と情熱」を集め、各種施策の推進に努力してまいりたいと考えます。
終わりに、私は、市政の運営に当たり、「市民の市民による市民のための日田市政」の確立を目指し、議員各位並びに市民の皆様の声に十分、耳を傾けながら、着実かつ果敢にその任を果たしていく覚悟でございます。議員各位並びに市民の皆様のご支援とご協力を切にお願い申し上げ、就任のご挨拶並びに所信表明とさせていただきます。