ドジョウの政治で・・・

ちょうど2年前に政権交代が実現してから民主党政権下で3人目の首相が誕生した。野田佳彦新首相の演説に興味があった。演説を聴いて野田氏への投票を決めた議員も少なくない。演説の核の一つとなった、自らを「ドジョウ」に例えたくだりは、書家・詩人の相田みつを氏の作品を下敷きにした。作品は、民主党の輿石東参院議員会長の紹介で知ったという。
原典は、相田氏の単行本「おかげさん」に収録されている「どじょうがさ 金魚のまねすることねんだよなあ」という作品だ。野田氏はこの作品を「大好きな言葉」として引用し、「ドジョウにはドジョウの持ち味がある。金魚のまねをしてもできない。泥臭く、国民のために汗をかいて働いて、政治を前進させる。ドジョウの政治をとことんやり抜きたい」と語り、「飾らない人柄」を印象づけた。代表選での演説は、まるで成人式の「青年の主張」のような雰囲気だったが、貧乏農家の両親のもとで育ち、派手さはない自身の外見について「選挙区は都市部だが、なぜかシティボーイに見えない理由はそこにあるかもしれない」と述べ、「金魚の真似をしても仕方がなく、泥臭いく国民のために汗をかいて働き、政治を前進させる“ドジョウの政治”をめざす」と訴えた。
野田氏が初めて挑んだ千葉県議選では、毎日の朝夕、駅頭でつじ説法を展開して初当選している。以来、2010年に財務相に就任するまで、平日には早朝の街頭演説を欠かさなかった。ドジョウのように日の当たらないところにいた地味な印象の野田さんに共感する国民もいるようです。面白い総理が誕生したが、国民の期待を裏切らないことを祈る。野田民主党代表は幹事長に輿石東氏を選び、小沢一郎元代表をめぐり党内対立が激化した経緯を踏まえ、挙党態勢の確立を図った。小沢氏に近い輿石氏の幹事長起用には、新執行部の発足を機に党の結束を図り、民主党政権の基盤を立て直す狙いがある。菅直人氏では考えられない手法である。期待されるところもあるようです。

市長30%カットする条例改正案提案へ

31日から9月定例議会が始まる。今回の定例会に初めて登場する原田啓介市長は、定例議会前の記者発表で7月の市長選公約で掲げた特別職の報酬カットについて、市長と副市長(空席)30%、教育長15%をそれぞれ減額する条例改正案を提案すると発表している。前市長も各20、15、12%カットしている。一般職員給与見直しについては、職員組合とじっくり丁寧に協議手順を踏み、納得した中で議会に提案するので時間が少し掛かると言っているようだ。
一方、一般会計補正予算案は6億5602万円で、公約の事業仕分け関係費に172万円を計上している。年内にも民間機関に委託して職員研修し、来年度早々にも、市民参加で本格着手したい」と述べている。議会初日の31日には原田市長の施政方針が提案され、一般質問は9月7日~9日にあり、論戦がありそうだ。市役所改革、それぞれの事業の見直しなどを積極的に手掛けて欲しいものです。市民は注目しています。

市民体育大会バドミントン競技開かれる!!

第65回日田市民体育大会バドミントン競技が総合体育館で11地区の参加で開催された。予選リーグが行われ、Aパートから咸宜・光岡、Bパートから朝日・西有田、Cパートから三芳・若宮地区がそれぞれ勝ち進み、決勝トーナメント方式で地区の名誉のために優勝に向けて熱戦が続いた。
その結果、咸宜地区が選手層の厚さもあり、2年連続の優勝をした。2位は光岡地区、3位は朝日・三芳地区となった。5位グループが日隈・五和・西有田・若宮地区になり、9位グループが小野・高瀬・三花地区となった。詳しくは日田市バドミントン協会ホームページに載っている。

赤米・黒米が美しく・・・

今年も美しく穂が出始めました。赤米、黒米の穂が7分出始めました。全部穂が出ますと、美しく見ることがあります。ウッドコンビナート調整池の前の道路から見ると見事な色合いになっています。今年も一番最初に穂が出始めたのが古代米、続いて匂い米が出ています。スズメが実が入りだした最近、何処からとなく、舞い飛んで来て穂の実を食べ始めています。『爆竹』を鳴らしては逃げて、1時間もすれば又やってくるスズメ集団30匹と戦争をしています。昨年から少し増やしての作付けであるので、刈り取りなどが大変だと思います。

第2回目『元気フェスタ』開催近づく!!

異業種の集まりである27日会(日田を元気にする27日会)主催で来月9月10日に中ノ島公園(三隈川公園)で開催されます。日田から日本を元気にしよう!!ということで色々なイベントが計画されています。昨年も3000人近い市民が押し寄せて盛大に開催されました。時間は10時から午後5時まで開催されます。特設ステージでは『仮面ライダーオーズ/000ショー』が予定されていますので、小さい子供連れが多く見えます。
イベント広場では屋形船で水上散歩、日田のうまいもん通り、ステージイベントではブラスバンド演奏、ダンスパフォーマンス、おたのしみ抽選会など多くの企画が計画されています。車でのご来場は三隈川河川敷に駐車出来ますので、当日係員の指示に従って駐車願います。民間団体の一団体がこうしたイベントを企画する事態、珍しいことであり、まだまだ未熟のところもありますが、ご容赦願いたいと思っています。暇であれば一度このイベントに参加お願いいたします。

市役所が変わりつつあるようだ・・・

ここ数日間、市民数人から『市役所職員の顔色が変わった。仕事にやる気を起こしているのでは・・・』という話を聞く。私も今月に入って数回市役所に出向いたが、そのことを感じていた。職員が明るくなったように感じていた。議員をしていた時と一般市民で市役所職員に接することで違ってきているとは思うが、取り組む姿勢が変化しているように感じている。
また、以前は夜に市役所付近を通ると4階市長室中心に電気が明々付いていた。それがここ最近から4階は殆ど午後7時以降は電気が付いていないようです。市長が変わったからでしょうか。残業手当が本給より高く貰っている職員がいると以前は非難を浴びたこともあったが、最近では残業も減少してきているように見える。市民のための市役所でなければならないはずが、間違った方向に向かっていたのではと言う市民もいた。原田新市長も市長に就任して20日になりますが、市の課題も見えてきたと思いますので、本来の仕事に専念してほしい。市民が臨む改革を推し進めてほしいものです。(今日の表題の写真は有田川で中尾町佐寺地区付近です)
【愛読者からメールが・・・】市役所の職員の仕事ぶりが変わったとのこと、大変すばらしいことですね。長く続くことを期待したいと思います。 さて、残業手当については私も早くから疑問を持っていました。市職労との交渉ごとになるのでしょうが、県はもうずいぶん前から1ヶ月最大で12時間で打ちきりです。100時間しようが、12時間分の手当しかつきません。新市長がかかげた、職員給与カット等は、この残業手当の見直しをするだけで十分達成できると思います。新市長さん、是非、市役所内部から機構改革、給与、残業手当などの改革を職員と一緒にやってほしいです。

行政の事業仕分け・・・

原田市長は選挙公約の一つとして、将来を見据えた行財政改革の一端で事業仕分けをすると訴えていた。市民参加で事業仕分けを進め、無駄な事業を見直し、地域の実情にあった市政改革を行うと言っている。「2位じゃダメなんですか」発言でもおなじみの「事業仕分け」。これは国の行政刷新委員会が行ったものですが、各自治体が行う事業仕分け、しかも「市民判定人方式」という住民参加型の行政の事業仕分けがあります。全国の82の自治体で119回実施されてきています。その数は毎年増加傾向にある。日田市でも新聞報道によると、今年度準備期間にして来年度から行政の事業仕分け事業を実施すると報道されておりました。
日田市郡が合併して6年目を迎えている中で、各振興局管内では人口も相当に減少している。こうした中で、やるべき事業は積極的に推進し、無駄と思える事業は市民の声を聞くべきと思う。そのことが事業仕分けであると思う。振興局のあり方、適正な職員配置など今後論議すべき課題もあるようだ。また、指定管理者制度で委託されている施設などで民間に譲渡する施設なども事業仕分け対象に入れるべきであろう。
私は事業仕分けについてはやるべきと思っているが、その前に市役所内部の事業仕分けではないが、機構改革を先にやるべきと思う。前市長4年間で役所内部の機構が大幅に改革され、市民の中でも、どの課に行くのか分からないという苦情もあった。総務企画部と地域振興部のあり方などを改めて考え直す必要はないのか。以前は企画課、財政課は市役所の中枢でしたが、現在ははたしてそのようになっていないのではないか。こうした案件が職員のやる気をなくすことになりつつあった。行政の事業仕分けをする前に、役所内部のあり方を検討する必要はないのか。(今日の表題の写真は中尾町佐寺地区です)

公民館改修工事が・・・

ここ数日、少し晴れたかと思うと、すぐに曇って来て大雨が降り出す。湿度も高く体がベタベタしている。気分的に優れない毎日を送っている。昨日から平島公民館の改修工事が始まった。トイレなどを改修する工事である。市の自治会活動等推進事業で平島公民館浄化槽設置とバリアフリーの工事で、昨年度に市に申請をしていたもので、ようやく工事開始ができるようになった。
ここ最近、地区内の高齢化率も高くなり、定例常会などにも高齢者の方々が出席するようになった。特に女性からの苦情で、座ってするトイレは体が座れず、出来たら洋式に出来ないかと言う話もあった。全体で協議した結果、トイレの水洗化と公民館内のバリアフリーをすることに決定していた。自己負担金分も昨年から積立もしていた。半分は市からの補助金をいただくことになり、大変助かっております。施工業者は㈱大日さんが見積もり入札で落札して工事をすることになり、昨日から工事が始まり、雨の中でも仕事を休まず頑張っておりました。頭のさかる思いでした。タンクを埋ける穴をユンボでする仕事でしたが、殆ど一日で縦2m、横3m、深さ2m50cmぐらいの穴を掘り下げていました。
又、昨日から平島地区夏祭り関係の補助事業等実績報告書の作成をし、市に関係書類を提出する。市の周辺地域活性化対策事業で事業成果書、領収書の整理、事業実施の写真などであります。事業効果として、『交流する機会が殆どない昨今、地区住民が一同に集まり、消えつつある「盆踊り口説き・踊り」を事前に練習を5回開催し、本番では見事に盆踊りと口説きを復活させました。先祖代々歌い継がれてきた口説き、盆踊りの伝統継承も確実に行われてきました。交流会でも、地区住民をはじめ地区出身者も参加され、地域の想い、情報交換や協調融和を図り「ふるさと平島」を再認識していただきました。特に、高齢者の方々から歴史と伝統ある盆踊りと口説きが復活し、大変に喜ばれている姿を拝見しました。このイベントによって地域内の融和と一体感を強くすることが出来、地域の活性化と地域力につながったものと確信しています。』   (今日の表題写真は西有田地区石松町です)

「戦没者追悼式」を変更する時期では・・・

日田市では9月下旬に日田市戦没者追悼式が毎年開催されています。先の戦争で戦死した戦没者を追悼する式典であるが、関係者の高齢化が進み、参加者も毎年減少している状況である。日田市もここらでやり方を変えて、8月15日に「世代を超えて平和を考える日」として、「戦没者追悼式並びに平和祈念式典」に変える時期が来ているのではないでしょうか。この事業実施は、日田市が主催し、日田市遺族会、日田市被爆者の会、各住民団体等の市民の皆様と協賛開催することです。
戦後60余年を経て戦争の記憶の風化を防ぎ、21世紀を平和の世紀としていく意識を醸成するため、8月15日を「世代をこえて平和を考える日」と位置づけ、第二次世界大戦で犠牲になられた方々のご冥福を祈るとともに、平和を願うことを趣旨とした式典等を開催する。式典では遺族の皆さん、市民の皆さんによる献花が行われ、その後、「市民合唱団」や「市内小中学校」の皆さんによるコーラスと平和祈念では「いま語り伝えたいこと」として日田市被爆者の会の方による被爆体験談、そして正午に黙とうが行なわれる。
午後には戦争に関しての映画を上映し、ロビーでは平和展として、沖縄地上戦の戦闘状況や住民の様子を撮影した当時の写真などを展示した「沖縄県平和祈念資料館所蔵パネル展」を開催したら如何でしょうか。今年は無理としても来年以降に日田市戦没者追悼式のやり方を変更することも考える時期が来ていると思われる。

2週間ぶりに新市長挨拶が・・・

日田市ホームページの中に『市長の部屋』の欄があります。前佐藤市長の挨拶、プロフィールなどが消され空白になっていた。8月5日に就任した原田啓介新市長の挨拶などがようやく2週間ぶりの8月19日付けで日田市ホームページに記載された。すでに、広報日田8月15日号には新市長の政策なども載せられている。忙しいかもしれないが、インターネットなどの情報は一日でも早く載せるべきではなかったのか。広報日田に載った政策などもインターネットに載せるべきではないか。関係する職員の怠慢があるのではないかと言う市民の声がある。
市民から見れば、新しく就任した市長の動向が全く見えない。ここ2週間何をしているのか情報を出すべきと言う市民も多い。行政経験者が新市長に就任したのではないので、市役所の中で各部、各課からの主要事業の聴取、9月議会補正予算のヒヤリングなどで、多忙とは聞いているが、もう少し新市長の動向が市民に分かる情報を出すべきとの市民の声も聞こえて来る。
新しく就任した市長に対しては、期待している市民も多い反面、不安を感じている市民も多い。52歳の新鋭の新市長が誕生したのであるので、日田市ホームページの『市長の部屋』も新たに追加する項目もあるのではないか。就任当初が大切であることは誰もが分かる。情報開示を積極的に行う必要もあるようだ。