大分合同新聞報道によると・・・日田市は、50人以上が宿泊するフォーラムやスポーツ大会の主催者に補助金を支給する「コンベンション誘致事業」のパンフレット(A4判・10ページ)を作製した。市内の文化施設やスポーツ施設(計10施設)などを掲載。市観光課は「県内外の教育、スポーツなどの団体に活用してもらい、利用者を増やしたい」としている。
約千人収容の大ホールを備えたパトリア日田、400メートルトラックのある市陸上競技場、バスケットボールのコートが2面取れる市総合体育館などをカラーで紹介。屋形船や天ケ瀬温泉を楽しんでもらうため、40軒の宿泊施設も載せている。日田祇園ばやしの無料演奏やパトリア日田の無料利用などの特典もある。
事業は、施設利用者を増やすことで、市内での消費を広げることが目的。参加人数に応じて、主催者に現金を支給している。誘致を始めた2009年度の利用は6団体(宿泊者約1500人)。12年度は13団体(同約8千人)へ増加し、経済効果は推計で約6200万円。同課は「現状は補助金の申請、施設と宿泊予約が別々の窓口なので、本年度中に一本化し、サービス向上に努めたい」としている。問い合わせは同課(TEL0973-23-3111)へ。