諸留地区は稲刈り最盛期

稲刈り①稲刈り②26.10.18

諸留地区は12日前後の台風前に稲刈りをする農家と一週間遅れの今日から明日に掛けて稲刈りする農家になった。露が落ちた午前10時前からコンバインで稲刈りする農家が多い。農家の中にはライスセンターなどに頼んで稲刈りする農家も増えつつある。高齢化する農家が増えつつある現状である。新聞等で米の出来具合が悪いと言われているが、諸留地区は昨年より少しは良いという農家が多い。

我が家も今日は朝から忙しい。昼も機械を止めずに交代で稲刈りする。娘婿や孫達も加勢に来て貰って稲刈りや籾袋を軽トラックに積み込む作業をして貰って助かった。今日は25アールの田んぼの稲刈り。夕方までかかり「ひのひかり」分が終了する。籾袋も昨年と同じぐらいの出来具合。ライスセンターに籾を持ち込む。昨日持ち込んだ籾が玄米になっていた。屑米が昨年から見れば半分になっていた。明日は古代米の赤米、黒米、紫米、それにもち米の脱穀する作業をする。竹竿に掛けてあるので良く乾いている。明日まで頑張るぞ。

コンバインの調子が今ひとつ・・・

稲刈り

今日から本格的な稲刈りをする。昨日の反省を元にスピードアップするが、コンバインの調子が今ひとつ上がらない。農協農機具センター職員に田んぼまで来て貰って点検してもらう。専門化が見れば、機械の悪いところを発見。修理してスピードアップ出来た。朝のうちは露が稲穂にかかっていることもあり、作業が午前10時過ぎからの作業開始になる。

午前中に5アール、午後から7アールしか作業が出来なかった。夕方まで出来た籾袋をライスセンターに持ち込む。一連の作業で疲れもある。籾1俵の重さが重圧になる。年齢が行くに連れて重たくなる。夕方には孫達も加勢に来てくれて助かる。

二人農業は厳しい

前田

「ひのひかり」の稲刈りを開始する。まず、コンバインで刈っていくのに刈りやすく、田んぼの四隅を稲刈り用のカマで刈る。約40アールの田んぼしかないのに枚数でいうと6枚ある。それだけ1枚の反別が少ないと言うこと。それだけ手間が掛かることになる。近所の家では70アールあるのに2枚と言う農家もある。いつも不公平を感じる。仕方ないことでも・・・

午後から試運転も兼ねて前田の稲刈りをする。1年前に使ったコンバインの使用も確認しながらの作業は時間が掛かる。5アールしかないのに2時間も掛かる。先の台風で少し倒れていたこともあり、この調子では明日から心配です。スピードアップしないと・・・籾出来具合は普通並みである。

 

全国的な豊作傾向受けて米の価格下落

天干しされたお米お米

大分合同新聞報道によると・・・・・『2014年産の米価が下落している。県農協が設定した1等米ヒノヒカリの60キロ当たりの概算金(農協入荷時の農家への前払い金)は前年比2820円減の8700円となった。コメの消費が落ち込む中、全国的に豊作基調になったことが要因。県内は価格が低い上に平年より収穫量が下がる見込みで、農家の経営環境は厳しさを増しそうだ。県農協は全国需要や民間在庫の状況を踏まえて価格を決める。今週公表された概算金は近年で最も低かった10年の9千円を下回った。県農協は「農家の厳しい状況を受け、九州・山口地域では把握できる範囲で高く設定したが、過去にない厳しい実態には変わりない」とする。

コメは民間業者も集荷する。農協の概算金より数百円ほど高めに設定するのが一般的だが、県内のある業者は「今年は全体的に業者の動きが鈍い」と明かす。九州農政局大分地域センターが9月15日時点で調べた県内の作況指数は98の「やや不良」。農家の現場では、高品質の米を出荷する目的でセンターより厳しい基準で評価・選別する。実際の収穫量はさらに減るとの見方もある。生産者は「これほど低いとは思わなかった。資材も高くなり専業農家はいよいよ続けられない」と懸念する。

平野部などで飼料用米の価格の方が上回る“逆転現象”も起きそうだ。国は主食用米からの転換を図る目的で、飼料用米に10アール当たり最高10万5千円を支払う制度を導入している。
 状況を踏まえて県農協は農家所得確保の独自策を始める。一定量以上を入荷した場合、量に応じて段階的に奨励金を支払うことを決めた。農家の救済には国の収入減少影響緩和(ナラシ)対策があるが、作付け見込み面積が2万2700ヘクタールなのに対し、申請のあった面積は10%程度の2268ヘクタール。県は今年に限り同制度の基準が緩和される円滑化対策の周知に力を入れる。県集落営農・水田対策室は「国のコメ政策見直しなど水稲の現場は大きな変化が見込まれる。しっかり状況を見極めたい」としている。

〈 メモ 〉
農水省が7月に公表した全国の需要見通しは777万9千トン。主食用米の予想収穫量は789万9千トンのため供給過剰になる見込み。民間の販売店や農協などの抱える在庫は6月末時点で222万トンとされている。県産米の価格は東日本大震災の発生した2011年から一時的に高まっていた。   ※この記事は、10月4日大分合同新聞朝刊5ページに掲載されています。

 

 

締め切り迫る!!新米販売

稲穂新米販売看板

諸留・上諸留地区営農組合では昨年から組合員が心を込めて栽培した新米を予約販売している。その販売期間が近づいている。全国的に今年は豊作と言うことでお米価格が下がっている。当営農組合も昨年から見れば300円下げて「7500円」で販売することになった。現在のところ、30k入り玄米100俵を越す販売が予約されている。

昔から有田の米は美味しいと言う評判があり、農家に直接に予約されている。しかしながら、農業をする担い手が高齢化し、農業を止める農家も増えている。昨年に営農組合を立ち上げて、諸留町、上諸留町の農家の支援をしている。イノシシ・シカ被害を防ぐために積極的に営農組合が全面に鳥獣害対策を行なっている。新米収穫も今月一杯には殆ど終了します。台風19号前に農家半分が収穫が終了している。『有田の新米を食べてみませんか』と呼び掛けて看板を揚げているが、撤収も近い。新米予約は 090-8222-6560 まですぐに電話下さい。

想定内の倒伏に一安心!!

自宅前の田んぼ26.10.13

大型台風19号は13日朝、鹿児島県枕崎市付近に上陸して宮崎県沖、高知県へと進んだ。県内への直撃は免れたが、県内は13日午前に全域が風速25m以上の暴風域に入り、午後2時ごろに最接近した。九州直撃との事前予想で、田んぼの稲が相当に倒伏する覚悟はしていた。台風は予想より南を通り、四国に行ってくれた。雨は県南の佐伯市や宇佐市の院内町で大雨が降ったが、日田市は心配される雨ではなかった。13日に朝から何回ともなく、田んぼの見守り。その結果、想定内の稲の倒伏である。

田んぼに水が溜まり、その水を出す作業をする。17日から19日で「古代米」と「ひのひかり」を全部終わらせる予定。稲刈り作業の時に手間が掛かると思うが、これも想定内である。今年は待つだけ待ったので、青米・屑米は少しは減るだろう。

古代米の種を・・・・

赤米・黒米 (2)

市内で古代米を栽培している方が数人います。私が栽培している赤米、黒米は背が高く、150cm以上になり、実が入り始める頃に倒れることが多い。そのため、インターネットで幹が短かい稲を探していたが見つからない。たまたま、市内で栽培している田んぼを見て、赤米、黒米の幹の短かい古代米を見つけたので、田んぼ主にお願いして、種にするため古代米を頂く。感謝している。天干しして種にするための準備をする。

台風の影響で古代米一部脱穀

田んぼの稲穂古代米脱穀26.10.11③古代米脱穀26.10.11②古代米脱穀26.10.11①

台風19号が13日頃九州に上陸すると予想されていることで、今日、古代米の一部(3種類)を脱穀する。9月終わりから10月初めに刈って掛けてあった分のみを脱穀する。娘婿も加勢に来てくれたので、作業が早めに終了する。竿、脚も田んぼの端まで運び、藁も畳店が欲しいとのことでしたので、8輪ずつ1束にして約150束出来た。

その藁を軽トラで2回に分けて畳店まで運んで差し上げた。籾は昨年から見れば、少し多め。自宅の雨に濡れない所に保管し、天気の良い日にさらに天干しする。それから精米にする。そうすれば、古代米が出来上がる。7種類を同じパタンーで作業する予定。

他の「ひのひかり」は全く刈っていない。台風の影響で稲穂が倒れると思う。それを覚悟の上で辛抱している。昨年が早く刈ったことで、青米いわゆる屑米が多かったために、今年は出来る限り1日でも遅く刈り取ることに決めていたため。近所の方は、台風前に刈ってしまい、終わった方も多い。台風前に刈らなかったことが、吉と出るか、凶と出るか賭けをしている。台風さん・・・・九州を避けて通過して欲しいと願っている。

台風が心配 竹竿に掛けた古代米

紫米古代米②古代米④赤米・黒米

 

10月29日から始めた古代米の稲刈りが終了した。6種類の古代米を品種こどにバインダで刈って、竹竿に掛けて行く作業。手間の掛かる作業である。遅い紫米はそのまま。コンバインで作業する時に一緒に刈る予定。2週間後の20日前後に脱穀する予定。品種こどに竹竿に掛けてある。明日から雨と風。台風18号の進路が心配。竹竿が風に飛ばされるかもしれない。

古代米3種類目を刈る

古代米稲刈り②26.10.1古代米稲刈り①26.10.1

朝のうちに昨日、バインダを売ってくれる方の自宅を訪問。性能も良く買うことにした。農機具屋さんが整備してくれることになった。2日~3日間掛かるという。それまでは、隣の家のバインダを借りることにした。午前10時ごろから古代米稲刈りが続く。今日で三品目になる。稲の名前が分からないので、私の家では「古代米」として栽培している。米にすると「黒と灰色の米」になる。

昼過ぎから2時間、広報ひた関係の仕分け作業と班長宅に配布作業をする。その後から夕方暗くなるまで掛けて、3種類の古代米をバインダで刈って、掛ける作業が終了する。今日は朝、明るくなる午前6時過ぎから田んぼへ。朝食、昼食も田んぼで食べる。雨が降る前に区切りの付く所までしたかったために頑張った。写真の青い網を被せてあるのはスズメ防止のため。