古代米稲刈り開始

バインダ

古代米の稲刈りを昨日から開始している。7種類を一品目こどに刈って竿に掛けて行く。昨日は一番先に熟れてスズメが好きな古代米から刈った。機械で刈れないので手刈りになった。6列・50mしかないが、大変な作業である。稲の長さが長く、私より高い背だかになっている。そのため、毎年、少し倒れるために田んぼの一番端に植えてあった。刈った稲は、掛ける場所がなく、当分の間、道路沿いに置いて網を被せた。この古代米の名前が分からず、自分の家では「瀬高米」にしてある。

今日は2種類目の「香り米」を刈る。刈りはじめて、すぐにバインダの調子が可笑しくなる。取引業者に来て貰ったが、機械が古く、部品がないために使えないと言うことで、隣の家のバインダを借りて、稲刈りをする。日頃の農機具の手入れが良くないと言われてショック。業者の人が、上諸留町片峰地区の方が農業を辞めて、バインダを使っていない方がいることが分かり、その方に連絡する。売ってくれると言う。明日朝、バインダの機械具合を見に行く予定になった。

秋分の日・彼岸花美しい

彼岸花①彼岸花②色付いた稲

朝から管理機を使って前の田んぼ(減反してある田んぼの一部)を耕す。その部分に「三池高菜」・「コブ高菜」・「タマネギ」の種を撒く。タマネギは種からは初めて取り組む。早生・赤玉など4種類を撒く。田んぼの土手には「彼岸花」が毎年増えつつある。実に美しい風景である。

稲も少しずつ色付いて来ている。台風16号が心配される。古代米は来週から稲刈りをする予定にしている。刈って掛けるいわゆる天干しする予定。6種類を全部刈り取り、掛けるまでに1週間掛かる予定。紫米だけは収穫が遅いので、そのまま残す。来週から本格的に農作業になる。暇の時間に「コショウ」も実の部分が赤色になったコショウを獲って葉っぱだけ落とし、掛け干ししている。「綿」は今年遅れそう。今のところ、実は付いているが収穫の時期が来ていない。

稲も人間と同じ。甘やかして育てると・・・

順調に生育している稲②順調に生育している稲①

田植えした田んぼが穂に実が入り始めている。日照不足、長雨などで「いもち病」の病害虫の心配があるが、今のところ大きな被害はないようだ。しかし、県内全域の水稲で多く発生しているので心配される。いもち病は冷夏・日照不足で発病しやすくなる。県が県内44カ所で実施した巡回調査で、34カ所のイネの葉で、いもち病を確認されている。

ところで、近所の方の中で、田んぼに稲の苗を植えて、全く消毒もしないし、手入れをしない田んぼがある。田んぼの中には稗や草がある。無農薬田んぼというが、見るに見れない栽培方法である。水は常時入れている。稲と草・稗が同じぐらいある田んぼで、噂の田んぼになっている。田んぼの所有者に言わせると『稲も人間と同じ。甘やかして育てると良い米は出来ない。たくましく自然に育てている』という。

予想外の出来事が・・・

イノシシ①イノシシ②シカ①シカ②

想定外の出来事が起きた。ウッドコンビナート近くにある田んぼにシカが侵入したようだ。田んぼの稲が斜めに倒れている個所を見つかる。イノシシでなく、シカが田んぼの中に入ったようだ。この田んぼには田植えして1ケ月後ぐらいに一度侵入されている。被害はなかったが、稲の新芽を少し食べている。今回も食べるのは見つからなかったが、穂を食べるとか。防止のために紐を早速張ることにした。

この田んぼ付近には今年度中に金網設置をすることにしている。駆除しなければ、イノシシ、シカは減少しないが、その対策を急ぐ必要がある。東有田地区では現在、金網設置の機運があり、松野町以外で設置する話し合いが進んでいる。金網をすれば、イノシシ、シカも餌を求めて民家のある場所に出没する可能性が大きくなっている。予想外の場所にも出没する時期がすぐそこにあるようだ。

赤米・黒米の穂が美しい

赤米・黒米①26.9.5赤米・黒米③26.9.5赤米・黒米②26.9.5

今年になり、3回目の田んぼ畦畔草刈りを開始する。朝から夕方まで一日草狩り機を背中に背負い、草を刈っていく。汗も出る。腰も痛くなってくる。年齢を感じる時間でもあった。今の段階では「いもち病」発生も少なく、心配される段階にはなっていない。日照日数が少ないこともあり、ここ1ヶ月が勝負である。何事もないことを祈りたい。古代米も赤米・黒米など6種類は穂が出ている。しかし、昨年も遅かった紫米は全く穂の出る丸実もない。全体的に今年は稲刈りが1週間ぐらい遅れるだろう。赤米・黒米の穂が美しい。ウッドコンビナート内調整池横の道から良く見える。

水稲順調に生育しているが「いもち病」警報

片峰地区田んぼ①片峰地区田んぼ②

6月中旬に田植えした田んぼが穂が出始め順調に育っているが、日照不足、長雨などで県農林水産研究指導センター農業研究部が「いもち病」の病害虫警報を出した。県内全域の普通期水稲で多く発生する可能性が高いという。警報は全国的な冷夏・長雨で大きな減収となった1993年以来。県は「同程度の発生警戒を要する水準」として防除の徹底を呼び掛けている。

いもち病は冷夏・日照不足で発病しやすくなる。県が県内44カ所で実施した巡回調査で、34カ所のイネの葉で、いもち病を確認している。中山間地域を中心に発生しているが、これから平野部でも見込まれる。天候不順で防除が遅れている地域もある。「多大な減収が起こる可能性がある。葉いもちの発生が多い場合はただちに防除を実施して欲しいと呼び掛けている。

保全組合で共同作業!!

保全組合農道草刈り26.8.17

諸留地域保全組合で農道・水路の維持管理のために草刈りと水路掃除を行なった。区域内の4ケ所に分かれて作業する。山口地区では有田川沿いに農道があり、その斜面の草刈り。諸留地区では県道バイパス沿いの水路の掃除。泥やゴミを軽トラックに積み込んだ。さらに別の個所でも農道の草刈りと水路掃除。日頃は農道に面した田んぼ所有者が維持管理をしてもらっているので極端に悪いところはなかった。組合員70名のうち50名が参加して、朝7時から草狩り機の音が響いた。2時間近くの作業で農道、側面、水路が美しくなった。

心込めた有田郷新米予約受付開始!!

新米販売看板建て①26.8.11新米販売看板建て②26.8.11新米販売看板

昨年、大好評に売れた新米を今年も販売することになった。当初8日に看板を設置する予定でしたが、台風の影響で看板設置が今日夕方、役員が集まり2ヶ所に設置した。諸留・上諸留地域営農組合で組合員が心を込めて栽培している新米販売である。昨年度から始めて1年間で約70俵(1俵30kg)販売できた。組合は仲介手数料のみの収入です。有田地区のお米は美味しいと高く評価されている。予約販売であり、8月11日~10月10日前後で予約を締切ます。1俵7,800円 希望者は090-8222-6560 までご連絡下さい。

中山間地域畦畔管理省力化研修会

畦畔研修会 26.8.7畦畔研修会② 26.8.7畦畔緑化①畦畔緑化②

大分県の水田は畦畔率が8.1%と九州一高く管理作業の省力化が今後の水田農業経営を行なう上で重要な課題となっている。その対策がこれまで確立されていなかった。近年、管理道の設置や畦畔の緑化技術が開発され、現地における技術実証の成果もあり、県内の生産者を対象に研修会が開かれた。大分県農林水産部集落営農・水田対策室主催で大分市の県医師会館で開催され、県下から関係者250名が出席した。

参加者は集落営農組織、中山間地域等直接支払協定組織、多面的機能支払組織役員関係者であり、日田市からは須ノ原土地改良区、片峰集落営農、諸留地域保全組合、池辺土地改良区、朝日営農組合、大肥郷営農組合など関係者が出席した。研修内容は①水田畦畔の緑化対策について②水田畦畔の緑化技術について③現地実証実施結果報告について④集落営農法人による畦畔緑化対策について⑤畦畔管理道設置技術について、約2時間30分、質疑が1時間行なわれた。

参加者何処も水田畦畔の草刈り時間が占める割合が高いこと、担い手不足、担い手高齢化になるなど対策が急がれている現状を解決するために頭を痛めている。こうした中、畦畔の緑化の取り組みが今後の重要な課題として挙げられている。周辺地域は畦畔率が高く、草狩りするのも困難な状態があり、無理にすることで怪我をしたり事故が発生している。そこで各営農組合関係中心に急速に畦畔緑化推進事業が進められている。

「すずめ」との戦争突入

スズメ①スズメ防止網26.8.3

毎年スズメとの戦争がある。まず、一段目に「きび」にスズメが飛びつく。10日前よりようやくキビに穂が出始めたところ、スズメが一羽・2羽と付き始めた。まだ、実になっていないと思えるが、スズメの大群が付き始めた。早速、キビの周りに網を張りめいた。それでも、何処からか中にスズメが入って実を食べている。漏れのないように網を張りめくった。

スズメはキビの実が好きなようであらゆる手段で食べてくる。時には、爆竹を鳴らしてスズメを追い払う。30分もしないうちに、またスズメの大群が押し寄せて、人間との知恵比べになっている。今年は食べられるキビを少しでも減らすためにあらゆる手段で頑張っている。8月終わりから古代米にまたスズメが付く。これは田んぼの回りに細い糸を張りまくる。さらに、スズメ脅しの銀テープを上から張ることになる。スズメとの全面戦争が9月半ばまで続く。