稲苗順調に・・・

能代に苗処26.5.18

一週間前に能代に下ろした稲苗のシルバーのビニールをはぐり、土を盛った種籾などに水をやる。今のところ、順調に成長しているようだ。後2週間ほどビニールを被せ、更に大きくしてビニールを今月末に剥ぐ予定。毎年、古代米が伸び過ぎて倒れるために、今年はひのひかりより一週間遅れて、今日朝から箱に籾を手で撒く。赤米、黒米、紫米、香米など7種類。全部で44箱に入れ込む。

ひのひかりと同じく、箱を並べて、水を十分にやり、上から土を被せ、その後は能代に運び、ビニールを被せる。籾種より芽が出始めているので、一週間後には立派な苗が成長していることを願ってビニールを被せる。

農業用水の解決策を探れ!!

調整池の水①調整池の水と日掛け水路の水

ウッドコンビナート調整池の水から農業用水を取ることは建設当時に地元と市で覚書をしていた。しかしながら、今日まで調整池の水が農業用水に適していないことで地元と何回とも解決策を探ってきたが、どれも最終的な解決策にはなっていない。今日も地元役員、農業関係者、市林業振興課職員と改めて水の汚濁状況について現地調査する。水を確認するが、到底、農業用水に適していないことも分かる。

地元農業関係者は、このままでは今年耕作しないと言う方もいる中で、協議した結果、今年は湧水、調整池の水、水道水を三分の一ずつ混ぜて使用することで了承する。しかしながら、来年以降はこのままであれば、耕作放棄し市に補償してもらうことで地元関係者で話し合う。市が抜本的な解決策を提示して来年以降こうした話し合いはしないことも確認する。いつまでもこのような問題を続けることはしないことも確認する。

箱苗に籾撒き、田んぼに下ろす

稲種箱詰めと田んぼに下ろす作業26.5.11②

稲種箱詰めと田んぼに下ろす作業26.5.11③

朝、夜が開ける午前5時前から起きて箱苗175箱を並べる。種撒き機で箱の中に籾を入れ込む。そこで、水と消毒液をたっぷり掛ける。その上に土を機械で被せる。この一連の作業に時間がかかる。自宅での作業が終われば、軽トラで箱苗を能代に持って行く。一列35枚並べて計70枚を一列として上からビニールで被せる。3列作ったが、すっきりしない。風が強く、ビニールが波びく。今にも剥げそうな雰囲気になっている。ビニール被せるのが良くなかったようだ。

農業用水で協議・・・・ウッド調整池の下流農地

ウッド調整池

ウッドコンビナートが出来る前は農地に田んぼに水確保は二つの堤で補っていた。2町の田んぼに十分な水が確保できていた。ところが、ウッドコンビナートが造成されて半分の農地が無くなった。市との協議で造成されても水確保は確実にする旨の契約もされている。しかし、ここ10年来、田んぼに適した水確保が問題になっている。6年前にボウリングした井戸の水が出ないということで、昨年暮れから新たな工事が進められた。

しかしながらカネキが多く、水が黄色になっているために農地には使えないことも分かる。そのため、市との協議が10日夜、農地関係者と行なわれた。農家の関係者はあの水では耕作することは不可能と言う。市は検査したところ、問題はないという。平行線が続いている。抜本的に解決しないと毎年この問題が浮上してしまう。調整池の水は相当な汚れがあり、今回、工事した水確保の水も芳しくなく、地元関係農家は頭を抱えている。後1ヶ月すれば、水が入るのにこのような状態。

風邪が悪い中、農作業・会議が続く・・・

調整池から流れ出す水26.5.1日掛け水路と交わる所・26.5.1

風邪が悪い中、今日は籾種を入れる箱に土を入れる作業を一日する。今年は「古代米」関係は一週間遅らして一連の作業をする予定。そこで、今日は「ひのひかり」苗箱土入れ作業です。今年より土は農協でなく、玖珠の業者の土に変えました。営農組合で諸留・上諸留営農関係農家が700個使用されている。自分の自宅は85枚、営農関係85枚、合計170枚の箱に土を入れていく。一連の作業を夕方まで掛けて終わらせる。私の自宅は40袋確保し、1袋から6箱分が取れる計算になっている。

昨夜は営農関係の役員会、今夜は振興協議会代表委員会があり、明日夜は東有田地区の市長との懇談会がある。開会挨拶を地元自治会長理事が行なうと連絡があったが、何故、しなければならないのか疑問に感じている。会の主催はあくまでも市であり、自治会は何も関係ないはず。何処で決まったのか、連合会に連絡するが・・・馴れ合いではいけない。厳しく追求する内容もあるので・・・・

明後日はウッドコンビナート内の調整池の水を農業用水に使用する問題で耕作関係者と市との話し合いがある。毎年毎年、この問題は続いているが、何処で解決させるのか頭の痛い課題である。2期計画断念に伴う予算は1億8千万円ぐらい予算計上されているが、1期計画で地元との覚え書きを遂行しない市に対し、怒りを感じるのは私一人ではないことを分かってくるはず。

連休が終わって・・・・

籾を水に付ける

4月終わりから続いていた連休も終わり、本格的に夏を迎えている。風邪が悪く、改めてお医者に行く。血液を2回取られ、レントゲンを撮ったら気管支の肺炎を少し起しているので大事にしなさいと院長から伝達。休養を取りなさいとも言われるが、何かと忙しくゆっくり出来ない一日でした。

稲作の苗処の箱に土入れ作業準備をする。本格的に明日から160個土を入れる作業が待っている。11日の朝、籾を入れて、上から改めて土を入れて、たっぷり水をやる。その箱を田んぼに下ろす作業が待っているが、この作業が大変です。

蘇った農地・・・荒廃した農地を

東有田公民館裏田んぼ草刈り①東有田公民館裏田んぼ草刈り②堆肥振り26.5.4堆肥振り②26.5.4

東有田公民館裏グランド横に荒廃した農地があった。一昨年まで耕作していたが、昨年はお米を作らずに荒れ果てていた。グランドで東有田ふるさと祭りが開催された時、地区民から地区中心部の農地を荒らしているがとの問い合わせもあっていた。聞くところ、いのしし、鹿も出没して田んぼの機能を果たしていなかったという。

そこで、諸留・上諸留地区営農組合役員会で何回とも討論し、この土地を営農で借り上げ、農地に戻すことになった。今年2月に高く伸びていた雑草を役員で草刈りして、燃やしてどうにか農地に復元した。土手もイノシシから荒らされていたが、復旧作業もする。酪農農家との契約をしてWCS契約も行なった。早速、堆肥を機械で振って、役員のトラクター2台で約30アールを耕した。

東有田地区でも高齢化で担い手不足が発生している。荒廃する農地も増えつつある中で営農組合が何処までカバーできるのか課題である。来月にはこの田んぼにも田植えが行なわれる。今年秋までには、鳥獣害防止総合支援事業補助金で金網柵の資材費補助を受けて設置することになった。約200メートルぐらいですが、田んぼが荒らせずに稲が出来ることを期待したい。

農繁期を迎えて・・・

つつじ自宅26.4.27夕暮れ豆田

ここ一週間の農作業はトラクターで3回目の田んぼを耕す作業や土手の草刈りをする。卵の殻を小さく潰して、良く稲が倒れる古代米を植えている田んぼに振る。借りている畑に植えてあるジャガイモの手入れ、新たに豆類の種を植え込む。明日から雨が降ると言うことで近所の方もトラクターで田んぼを耕したり土手の草刈りに精を出していた。5月になったら稲作のモミを水に漬けたりして5月11日頃には箱に種を撒き、田んぼに下ろす作業が待っている。忙しい時期を控えている。

先週は社協総会、集落常会などもあった。色々と課題もあり、皆と協力して解決策を見つけている。自治会役員懇親会があり、班長・地区長・体育部長などと懇親を深める。集落公民館で開くことで一人2000円以内の経費で出来るので助かる。諸留町が体育の部門で二つに分けて30年以上になる。このため来年4月を目途に統一することになった。しかしながら、他の町内から異存もありそうで難航することも予想される。自治会として統一した交流も少なく、色々の面で障害も起きている。今年は色々な面で統一するための新規事業も計画されている。

諸留・上諸留地区営農組合総会が・・・

営農組合総会①26.4.11営農組合総会②26.4.11

昨年3月28日に設立総会を開催し、1年間活動をした内容を審議する総会が今夜開催された。農業従事する担い手不足、農地の荒廃を無くす、農家の経費削減などの取り組みを行なってきた。農事組合になっていない営農組合のために難しい問題も抱えつつある。田んぼの耕起、代かき、田植え、稲刈り、新米販売、育苗土販売などを取り組んだ。組合員数も105名になり、区域内90%を越す加入率になっている。

農業従事者が高齢化しつつある中、受託する農家も増えつつある中でオペレーター確保などの諸問題も発生する。さらに、個人から借り受けた農機械賃借が安く設定されていることもあり、賃借出来ない問題も起こった。こうした課題を解消するために農作業受託規程の見直しを行なうために規約改正も提案する。それでも専門業者より安く設定してある。

新年度の今年は昨年から見れば、受託する件数も増加している。組合役員のボランテァ精神で運営している営農組合を心配する意見もあり、収支トントンの中での運営改善が求められている。近い将来、法人化に向けて取り組む姿勢もあり、今後の営農組合組織強化が求められている。反省することばかりの営農組合ですが、将来の地域農家のためにも前進あるのみと役員一同頑張っている。

耕作放棄地を無くすために・・・・

東有田公民館裏田んぼ草刈り26.3.29 ①東有田公民館裏田んぼ草刈り26.3.29 ②

東有田公民館裏付近の田んぼが1年間荒地になっていた。雑草が生えて見るに見られない状態になっていた。所有者に聞くと、数年前から小作地であり、昨年からその契約も切れて、後に借る方がいなかったという。イノシシ、鹿が田んぼの中まで来て稲を荒らすとのことで難しい状態と聞く。

そこで、諸留・上諸留地区で立ち上げた営農組合が借りるようになった。このたび役員15名で朝から2時間掛けて草刈り、刈った草の処理などを行なった。その結果、どうにか田んぼに戻った。来月には堆肥を入れてトラクターで耕起することになった。この一帯は前にも言ったとおりイノシシなどの被害もあるので、今年の秋には網を張ることになり、市に申請をしている。

このように耕作放棄地が増えることは必至。そのためにも営農組合の必要性も大きくなって来ている。今のところ、殆どがボランテァでしているが、限度を超しているので多少の燃料費ぐらいは出費することにした。