「或る列車」ようこそ! 日田駅でイベント

JR九州の観光列車「或る列車

JR九州の観光列車「或(あ)る列車」の運行が大分―日田間で始まった8日、日田駅で歓迎イベントがあり、乗客をもてなした。到着前、駅ホームには鉄道ファンらが駆け付けた。黄金色の列車がホームに近づくと旗を振って歓迎。JAおおいた日田梨部会女性部が一口サイズに切り分けた日田梨をふるまったり、市観光協会職員が観光パンフを旅行客に手渡して水郷日田をPRした。

駅前の特設ステージでは歓迎イベントを開催。女性でつくる「日田祇園囃子(ばやし)なでしこ会」の演奏や、日田下駄(げた)を履いたダンスチーム「日田もりあ下駄(げた)い」の踊りなどが盛り上げた。試運転の際にも駅に見学に来た三芳小4年の川津志庵(しあん)君(9)は「ホームからばっちり写真を撮った。印刷して部屋に飾りたい」と話した。   ※この記事は、8月9日大分合同新聞朝刊に掲載されています。 

日田の焼きそば

日田やきそばの日 研究会が無料で100食を配布・・・・日田市の日田やきそば研究会(木下周代表)は9日、JR日田駅前で日田やきそば100食を無料配布した。研究会は2012年に8月9日(8・9=焼く)を「日田やきそばの日」として定めた。市や日田やきそばの魅力発信に取り組んでいる。

配布前に地域住民ら約40人が列をつくった。木下代表が1年間の活動と10月に青森県で開催される「B―1グランプリイン十和田」の出場を報告。「活動を通して日田を元気にしていきたい」と決意表明した。市内中本町の会社員高瀬良太さん(35)は「日田やきそばで日田がどんどん盛り上がってくれればうれしい」と話した。   ※この記事は、8月10日大分合同新聞朝刊に掲載されています。