石松副市長が退任

石松雅彰副市長が第3回定例市議会の開会日の本会議で「原田啓介市政2期目が船出した。この4年間の難局を打開するには、速やかな市政推進の体制強化、人心一新が必要」と述べ、任期満了(12月18日)前の退任を正式表明した。その後、市幹部職員を前に「それぞれの能力、役割を発揮し、素晴らしいまちづくりを」と激励し、市庁舎を後にした。

石松氏は佐藤前市長時代でも2年間副市長を在職し、原田市長就任時から副市長を務めていた。就任当初、議会からの反発もあり、議会提案が12月議会にずれ込んだ経緯もあった。就任してからは持ち前の行政経験を活かし、原田市政を支え続けた。時には噂として石松市政とも言われた時期もあった。ところが中心市街地対策で市長との考え方が変わったようでしっくり行かなくなっと聞いている。しかしながら、行政経験のない原田市長を支え続けたことは確かであり、その功績は大と考えられる。