日田市内の無職の70代女性が「老人介護施設の証券の権利を譲る」名目で700万円をだまし取られたと発表した。同署によると、6月に「三井住友の社員」を名乗る男から「日田市に建設予定の老人介護施設の証券を購入する権利がある。必要なければ譲ってほしい。譲る際、相手に先に1000万円を払わなければならない」と電話があった。女性が断ると、弁護士を名乗る男から「支払う義務がある。お金は後で返還する」と電話があった。
女性は7月14日から8月12日にかけ、指定された関東地方の別の住所に宅配便などで4回、計800万円を送付。しかし8月中旬に男と連絡がつかなくなり、最後に送った100万円は宛先の「長期不在」で戻ってきたため、31日に市職員とともに同署に相談した。
あらゆる手段で「詐欺」を狙っている悪意な方がいる。色々な電話があった時、必ず誰かに相談することです。「詐欺ではないだろうか?」と必ず思い、行動せず、誰かに必ず相談するようにしましょう。だまされないようにしましょう。