バドミントンの少年男子 国体出場できず 監督が資格更新ミス

別府鶴見丘高校

県体育協会は2日、第70回国民体育大会(和歌山国体・26日~10月6日)の代表権を得ていた県勢のバドミントン少年男子チーム(3選手)が、監督の公認スポーツ指導者資格失効のため出場できないと発表した。国体に参加する監督は日本体育協会の同資格登録が必要となっている。少年男子の監督は有資格者だったが、有効期間を勘違いして更新手続きをしていなかった。8月末に県体協が県代表団名簿を日体協に提出した際、監督の資格が昨年3月末に失効していたことが分かった。

少年男子は今夏、地元での九州ブロック大会に臨み、第6代表権を獲得した。本来であれば同大会に出場できなかったが、参加手続き時に競技団体、県体協とも資格取得者や有効期間などを把握しておらず、確認もしていなかった。県体協の蓑田智通専務理事(県教委体育保健課長)は「選手に申し訳ない。指導者、競技団体、県体協とも認識不足で責任を感じている。二度と起こらないよう、再発防止に努めたい」と話している。

また同ブロック大会のバスケットボール成年男子で、代表権を獲得した鹿児島県に選手の参加資格違反(日本バスケットボール協会への未登録)があり、3位だった県勢成年男子チームの繰り上げ出場も発表された。      ※この記事は、9月3日大分合同新聞朝刊に掲載されています。

バドミントン少年男子チーム(3選手)は別府鶴見丘高校バドミントン部で占められているが、その選手の中に日田出身の中島卓也君がいるという。高校生最後の大会であったのに残念。残念では済ませられない事態である。