接戦の末に敗退・・県体バドミントン競技

バドミントン競技開始式で挨拶27.9.12男子ダブルス女子ダブルス1回戦女子ダブルス2回戦40歳以上男子ダブルス40歳以上女子ダブルスミックス女子シングルス2回戦男子シングルス

昨年までは4連覇するなど圧倒的な強さで県民体育大会バドミントン競技で優勝していた日田市チームが、今年は最強のメンバーを作り上げて望んできた別府市に2回戦で日田市と戦い、接戦の末、4対2で敗退してしまった。試合を振り返ってみると、1回戦は総当たりで7組(男子ダブルス、女子ダブルス、40歳以上男子ダブルス、40歳以上女子ダブルス、混合ミックス、女子シングルス、男子シングルス)の試合をする。1回戦は中津市と戦った。女子ダブルスを落としたが、あとは安全に勝ち進む。その結果、6対1で勝つ。

2回戦は昨年決勝戦で戦った別府市、別府市チームは合言葉に「日田市打倒」で選手強化も数年前から行っている。その結果、国体選手男女2名以上毎年選出するほど強豪選手が育った。特に女子は圧倒的に強い。男子ダブルスは1対1のファイナルになり、3セット目を辛うじて勝つ。その後、女子ダブルス、40歳以上男子ダブルスを落とし、40歳以上女子ダブルスで勝ち、2対2になった。混合ミックスは日田市も強い選手で臨んだが、別府市の方が一枚上でした。混合ミックスと女子シングルスを落として試合が終わった。どの試合も接戦であり、紙一重の戦いでした。

日田市選手は昨年から見れば、男子で一人怪我で入院、もう一人が別府市に転出。女子でも全日本クラスのコーチをしている選手が出場できなかったことも大きかった。しかしながら日田市の選手層は厚く、別府市や大分市に対等に戦える選手が存在していることも分かる。今年の敗退を契機に来年度に向けて選手強化に取り組むことをお互いに誓った。

〈県体バドミントン競技結果。準々決勝以上は13日に行われる。〉・・・・ ▽1回戦 杵築6―1豊後高田、速見6―1玖珠、日田6―1中津、別府6―1佐伯、宇佐5―2津久見、大分7―0国東・東国東、臼杵5―2豊後大野、竹田5―2由布
▽2回戦 速見4―2杵築、別府4―2日田、大分4―0宇佐、臼杵4―2竹田
▽9、13位決定戦 玖珠4―2豊後高田、佐伯4―1中津、国東・東国東4―2津久見、豊後大野4―3由布

特別職給与の削減割合で議論 市議会一般質問3日目

放課後児童クの増床に否定的見解 日田市議会・・・・・11日、本会議を再開。3日目の一般質問を続けた。梅原竜也氏(市政ク)は「市内の放課後児童クラブ(全17クラブ)のうち国の定めた床面積基準より狭いクラブが7クラブある。増設、増床は考えないか」と質問。宮崎正俊福祉保健部長が「本年度、大山小校区で新規開設に向けて協議している。登録児童数では国の基準に達しない床面積のクラブはあるが、常時利用者数で換算した場合はクリアしている」と述べ、増床に否定的な見解を示した。

大谷敏彰氏(共産)は「特別職給与の削減割合を縮小(市長は30%から15%)する議案の提案をしているが、なぜ7月の市長選挙の公約にしなかったのか」とただした。原田啓介市長は「1期目の減額率30%は適正な報酬水準を軽視しすぎると疑問視する声があり、争点にするのはあまり良くないと感じた」と答えた。日隈知重氏(共産)は「国が医療介護確保推進法に基づいた地域医療構想では西部医療圏域(日田市、玖珠郡)の必要な病床数を2025年に現在から約4割減としている。市はどう対応するか」と質問。宮崎福祉保健部長は「削減幅が大きく市民への影響が大きい。市医師会などと協議し対応を検討する」と答えた。

高倉和一郎氏(市政ク)は「特別職給与削減割合の縮小議案は市民の関心が高い。市長給与を決める市特別職報酬審議会に諮問しては」と質問。原田市長は「行政や政治に関わるものの報酬がどの程度がよいか議論が必要」とし、諮問に前向きな見解を示した。
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11日、議会運営委員会を開き、9月定例会に本年度一般会計補正予算案(補正額4300万円・累計378億7787万6千円)を追加提案することを申し合わせた。補正内容は8月25日の台風15号などによる災害復旧工事費など。 ※この記事は、9月12日大分合同新聞朝刊13ページに掲載されています。