副市長に県職員 議会最終日に提案

日田市の原田啓介市長は、空席となっていた副市長に県総務部理事兼審議監の大塚勇二氏(58)を起用する方針を固めた。開会中の市議会定例会最終日(24日)に人事案件が追加提案される見通し。同市の副市長は前職の石松雅彰氏(65)が1日に辞職して不在となっていた。 ※この記事は、9月15日大分合同新聞朝刊に掲載されています。

一方、毎日新聞報道は・・・・『日田市:副市長に大塚氏 県総務部審議監 異例の部長級起用へ・・・・・日田市の原田啓介市長は空席の副市長に県総務部審議監の大塚勇二氏(58)を起用する方針を固めた。14日に嶋崎健二・市議会議長に提示した。15日の各会派代表者会議に諮る。同意人事案は9月定例市議会最終日の24日に追加提案される見通しで、実現すれば県部長級から副市長への就任は極めて珍しい。

大塚氏は1982年に県庁入り。市町村振興課長や人事委公務員課長、職員研修所長など主に総務畑を歩き、今春に部次長級の総務部参事監(県自治人材育成センター長)から部長級の総務部理事兼審議監に昇任している。今年7月に再選した原田市長は、副市長を初めて2人以内とする改正条例案を9月定例会に提案。「地方創生に向けたトップマネジメント態勢の強化と、行政課題に迅速、的確に対応するため」と説明している。

副市長2人には総務担当と政策・事業担当を分担させることを検討しており、大塚氏の就任後の状況をみた上で、2人目の人事案を早ければ12月定例会に諮る方針。また原田市長は林業・木材産業振興を強化するため、10月1日付で林野庁の幹部候補職員を市幹部に迎える意向だ。』