放火容疑者は消防団員 原木置き場に火を付け逮捕 団長「残念」

毎日新聞10月15日報道によると・・・・「原木置き場に山積みされた木に火を付けたとして器物損壊容疑で13日に逮捕された日田市三和の介護士、中島勇太容疑者(26)が、同市の消防団に所属していたことがわかった。市防災・危機管理室などによると、中島容疑者は、老人関係施設に勤めながら、2011年1月から五和分団に所属しており、仕事ぶりは真面目だったという。

現場の日田市石井の原木置き場は、五和分団の管轄内だった。今回はすぐに消し止められたため、出動要請は出ていない。今年1〜5月に発生した、日田市内の製材所倉庫計4件の不審火のうち、同市石井の製材会社マルミヤも五和分団の管轄地域内だという。

同管理室によると、消防団員の報酬は年額2万5300円。火災や水害で出動すると1回につき3000円の出動交付金がある。日田市消防団の長谷部重人団長は「団員の責務、責任を重視した育成に力を入れているさなか、こういう不祥事が起きたことは残念でなりません。今後の対応については消防団幹部と協議をしたい」などのコメントを出した。