天台密教の占星術刻む 高僧・豪潮の影響か 研究家「幕末に安定を祈願」

月出山岳記念碑 元に戻す作業25.4.16月出山岳記念碑①

毎日新聞報道によると・・・『日田市東有田の月出山岳(かんとうだけ)の一番坊主(678メートル)頂上にある仏塔が、天台密教の占星術「宿曜経」を極めた江戸後期の高僧、豪潮(ごうちょう)律師(1749〜1835年)の影響を受けたとみられることが、同市十二町の経営コンサルタント、別府武志さん(64)の研究で判明した。建立された1857(安政4)年は幕末の世情不安に包まれ、別府さんは「国の安定を祈願したのでは」とみる。

 

仏塔は月出山岳の3峰の一つ、一番坊主にある「二十八宿遥拝(ようはい)所」。月、北斗七星、太陽、南斗六星を示す碑文が彫られ、古代中国の星座などを示す「二十八宿星」や「九曜」も記している。建立年は「安政四年」とあり、安政の大獄や尊皇攘夷(じょうい)運動の激化が近づいた時期だ。仏塔に願をかけた願主は当時の地元の庄屋、佐藤久兵衛と大谷嘉作。地元に伝わる有田郷風土記には、仏塔について「彼岸の中日の夜、松明をともす。筑後国までその火が見える」(意訳)と記述があるが、詳しい起源は長年の謎だった。

 

宿曜経を研究し、自身も受戒得度している別府さんは、これが運勢や相性、時代のすう勢などを占う占星術の仏塔だとし、「日田、阿蘇、くじゅう、筑後国まで見渡せて、頭上に宇宙が広がるこの場所が最適とされたのではないか」と推測。さらに「宿曜経は門外不出といわれており、碑文があるのは驚き。全国で仏塔を建立した豪潮の影響だろう」と話す。

 

肥後(当時の熊本県)出身の豪潮は、比叡山延暦寺で異例の出世を遂げて帰郷した。全国で「宝篋(ほうきょう)印塔」など仏塔の建立に努め、羅漢寺や英彦山など大小8万4000基に上るという。中国密教も踏まえた教えは、当時の朝廷や大名だけでなく、各地の庶民からも慕われた。日田代官の招きなどで再三、日田を訪れ、儒学者・広瀬淡窓とも交遊している。』

消防出初式が・・・・

消防出初式28.1.17①消防出初式28.1.17②放水点検28.1.17

今年の消防出初式が17日大原グランド、三隈川、パトリア日田で開催された。服装点検などは大原グランド、放水点検は三隈川ホテル街沿い、表彰はパトリア日田で開催された。

東有田地区の振興を願って・・・

高倉治忠氏主催者挨拶原田市長井上明夫県議吉富産業社長県議3人と市長

「元気に出そう東有田」の合言葉に開催されています東有田地区新年会が16日小松軒で開かれた。平成24年7月に2回の豪雨で未曽有の被害を受けた東有田地区。「元気を出そう東有田」を合言葉に平成25年1月に第1回東有田地区新年会が開催され、多くの住民も参加され、お互いに励ましあいながら今日を迎えている。甚大な被害を受けた地区民が一致団結し、国、県、市の補助を受けながらようやく復旧も出来つつある。

 

有田川河川改修工事も一部を残し、殆ど改修が終わりつつある。こうした中、第4回目新年会が80名の出席で盛大に開かれた。東有田地区振興協議会、東有田自治会連絡協議会、東有田公民館運営協議会の共同主催で開かれた。高倉治忠振興協議会長が代表して主催者挨拶、来賓として原田市長、井上伸史県議、井上明夫県議、羽野武男県議が挨拶し、大塚副市長など来賓を紹介し祝宴に入った。

 

過疎が進む東有田地区の振興策、高齢者が増える東有田地区の振興策など和気藍の中で開かれた。余興として河内賢吾さんによる相撲甚句、吉富今日子さんによる民謡など多彩な出し物もあった。9町内の自治会役員、福祉関係の役員、農林業関係の役員などが出席されていた。最後にこれから先将来の東有田地区の振興を願って万歳、日田式で打ち込みがあった。

成人者718名 門出を祝う

パトレア玄関成人者・保護者パトリア玄関混雑国歌斉唱・市歌斉唱地区代表者に成人書授与市民憲章

パトリア日田大ホールで成人式があり自治会長として出席する。日田市の新成人は718人、東有田地区18人。会場はあでやかな和装や真新しいスーツに身を包んだ若者が集まり、再会した同級生らと喜ぶ姿を拝見。式典は静けさの中、幕が上がり、原田市長が地区代表に成人証が渡された。今回ほど式典の中で成人者、来賓などから「感謝」という言葉が多く出た。「無事に育ったのは親や友人らのおかげ。この節目を機に、周囲の人に感謝を伝えてほしい」と述べられた。最後に市民憲章を参加者全員で読み上げ終了する。

なでしこ祇園囃子

 

なでしこ祇園囃子28.1.8

1月8日に自治会連合会第9回理事会が開催された。理事会は1時間で終了した。その後、会費5000円の懇親会が開催された。懇親会には原田市長、大塚勇二副市長、投野地域振興部長なども出席した。懇親会の前に「なでしこ会による祇園囃子」が披露された。こうした団体があること初めて知る。団体の紹介を聞いてみると『8年前に結成され、3年前より市民の前で披露されている』という。会員10名近くの方が3曲披露するが、男性に劣らず立派な演奏でした。

ありえない県補助金不採択 反響大きい

『日田市の重症心身障害児者施設 補助金不採択で開設延期』・・・ 日田市が計画している「重症心身障害児者施設」の開設が、当初の2017年度から少なくとも1年間延期されることが4日、分かった。建設費などに充てる県などの補助金が不採択となったのが要因。施設は市が民設民営方式で整備し、土地は市有地(同市南友田町)を無償賃貸する予定になっている。市などによると、運営するのは「社会福祉法人すぎのこ村」(同市南友田町)。市の整備計画に沿って運営法人を公募し、資金計画や施設整備などを審査した上で同法人が選ばれた。建設に伴う総事業費は約1億2千万円。そのうち約6千万円を補助金で賄う予定だった。

 

県障害福祉課によると、県障害福祉計画に沿って優先順位を付けた結果、同法人の申請は不採択となったという。計画を策定した市社会福祉課は「施設を待ち望んでいた方の期待を裏切り、申し訳ない。当初は補助金は当然付くものと考えていた。整備実現に向け、行政として主体的に働き掛けていく」という。同法人の田中常雄理事長は「市の計画に沿って公募で選ばれ、協力して進めてきたのに残念。事業計画を見直し、16年度に再度、補助申請したい」と話している。重身施設整備計画によると、同施設は重度障害者を対象にした生活介護や短期入所などを実施。医療サービスとの連携も視野に事業を進めるという。(※この記事は、昨年12月5日大分合同新聞に掲載されていた)

 

『日田の重症心身障害児者施設 早期開設へ協力確認』・・・・ 日田市が2017年度からの開設を計画していた「重症心身障害児者施設」の開設が補助金の不採択で延期された問題で、市は24日、市役所で障害児者の家族会に現状を説明する会議を初めて開いた。現時点では建設資金の調達のめどはたっていないが、双方が早期開設に向けて協力することを確認した。

 

会議には市内で活動する家族会「にこっとファミリー」(坂本秀樹会長)の6人が出席。市社会福祉課の鈴木俊行課長が「建設費に充てる県補助金の採択に外れたことは残念。待ち望んでいた皆さんに申し訳ない。開設実現に向け関係者との協議を続ける」と述べた。市担当者が「県補助金申請が不採択になった理由は分からない」とし、来年度の補助金申請を再度することや他財源の有無を調査することなど今後の方針を説明し、理解を求めた。

 

家族会の坂本照美さん(57)は「家族の多くは別府や中津、福岡県久留米各市まで診察やリハビリに通っている。家族が高齢化する中、いつ補助金が採択されるか分からないので不安」と話している。同施設は市が民設民営方式で整備し、土地は市有地(同市南友田町)を無償賃貸する予定。社会福祉法人すぎのこ村(同市南友田町)が施設整備と運営をする計画で建設に伴う総事業費は約1億1900万円。そのうち5500万円を県などの補助金で賄う計画だった。(この記事は、昨年12月25日大分合同新聞に掲載されていた)

 

こうした福祉施設補助金不採択は稀に見るケースである。ありえないことである。関係家族の切なる望みを打ち崩すことになった。何故、補助金が不採択になったのか検証する必要がある。行政の怠慢さが見え隠れする。

 

 

政治家は中立であれ・・・・

市民の一部で噂話がある。知事・市長後援会は請負業者との関係があるため業者の方々は後援会などの幹部役員になっていない。県議、市議などは請負業者と入札などで係わりが少ないこともあり、業者の方が後援会幹部役員になっているケースが多い。しかし、直接関係がないから業者社長が後援会幹部になることはいささか問題ではないかと市民の中に声がある。政治家は襟を正していないと、不正が起こることも多い。「口利き疑惑」「あっせん利得」は特定の者に利益を得させる目的でのあっせん行為に係わる収賄がある。小さなことでも疑いがあれば、問題が起きてくる。政治家は罪の意識はないだろうが、市民から見れば問題ありと言いたい政治家もいる。

86名が参加 自治会主催歩こう会

いざ出発①ゆっくり歩く②ゆっくり歩く③ウッド平島公園付近歩こう会記念撮影28.1.3

今年で24回目を迎えた諸留町自治会主催「新春歩こう会」が3日に開催された。1歳~85歳住民86名が参加された。3日朝は例年になく暖かく、午前9時半過ぎから集合場所の東有田公民館広場に多くの町民が集まった。午前10時から開式を行い、私から「変わりゆく諸留町を見ながらゆっくり歩いて下さい」と挨拶。担当役員からコースの説明、注意事項などが行われスタートする。子供さんや高齢者の方もいるので、ゆっくり歩き始めた。町内一周4kmを1時間半掛けてゆっくり歩き、町内の風景を見ながら歩く。歩き終えて東有田公民館に帰り付くと暖かい甘酒が待っていた。心の芯から温もる。抽選会も行なわれた。